【マイルCS】同年の安田記念組は「年齢」と「当日人気」がポイントに ローテーションに見られる特徴は

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同年の安田記念組による馬券攻略

11月17日に京都競馬場で開催されるマイルCS(GⅠ・芝1600m)。下半期のマイル王を決める一戦だ。昨年の覇者で今年の安田記念2着馬でもあるナミュールや前年エリザベス女王杯を制したブレイディヴェーグといったGⅠ馬が顔をそろえた。ここに海外のGⅠ・3勝馬チャリンも参戦する。

ここでは主に過去10年のうち京都施行だった7回のデータから、ローテーションに見られる特徴を探っていく。

マイルチャンピオンシップ、過去10年の優勝馬ローテーション,ⒸSPAIA


京都開催時の勝ち馬7頭を見ると、うち4頭が同年の安田記念に出走しており、同組の成績は【4-7-2-37】となっている。その中心は4歳馬で【3-3-0-7】勝率23.1%、単回収率226%。今年は昨年4着のエルトンバローズだけが該当している。前走の毎日王冠は大外枠、重い斤量を背負いながら3着と健闘した。得意の右回りに替わり上積みはある。

また当レースの2着馬は7頭すべて、同年の安田記念に出走していた。「同年の安田記念に出走」かつ「マイルCS当日に3番人気以内」なら【1-7-0-9】となっていて、2着固定ならこのパターンがオススメだ。今年の候補はナミュール、ソウルラッシュあたり。どちらもこのコースの実績は十分で、まとめて2列目に塗ってしまうのも手だ。

上位人気が予想されるブレイディヴェーグはマイル初挑戦。マイルCSに前走1600mから挑む馬は【4-4-0-43】勝率7.8%、複勝率15.7%に対し、距離短縮組は【2-1-6-35】勝率4.5%、複勝率20.5%で好走率こそ高いが3着が多い。このうち、同馬の該当する「前走4角10番手以下」の馬は【0-0-2-6】で、あって3着まで。短縮組なら、ある程度前につけていた馬の方がいい。

最後に海外馬のチャリン。海外調教馬の参戦は実に13年ぶりのことで、過去10年のデータは使えない。当レースが国際競走になった1998年まで範囲を広げると、海外馬の成績は【0-0-2-9】で、掲示板内に入ったのは3度来日して3、4、3着のサプレザだけだった。結局はその馬が日本の馬場に合うかどうかがポイントだ。ちなみに、中3週以内で出走する外国馬は【0-0-0-2】で、中4~8週が【0-0-2-5】。中3週となるチャリンは好走ゾーンからはややズレる。

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