【中央競馬】東京競馬場、11月9、10日のレース傾向まとめ
SPAIA編集部
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先週の東京競馬場の傾向は?
今週末の中央競馬は東京、京都、福島での3場開催。ここでは先週の東京競馬場の傾向を、枠順、脚質などの観点からまとめる。
芝のプラス傾向
6枠
【5-2-2-13】勝率22.7%、複勝率40.9%
逃げ
【3-2-1-7】勝率23.1%、複勝率46.2%
芝のマイナス傾向
3枠
【0-0-0-16】勝率0%、複勝率0%
1番人気
【2-4-1-6】勝率15.4%、複勝率53.8%
芝全体の傾向としては、中~外枠優勢。芝13レース中10勝が4~7枠からで、特に6~7枠では15番人気馬をはじめ、5番人気以下が4勝。単勝回収率は300%を超えていた。一方、内枠は2枠【3-2-1-9】が好成績だったが、この3勝はいずれも人気馬によるもので、1、3枠が0勝だったことからも厳しかった。
脚質では逃げのほか、先行も【5-6-5-30】勝率10.9%、複勝率34.8%と良好。先週はどのレースもペースが落ち着いたことで、前が残りやすかった。ただし、日曜の10、11Rでは7、15番人気馬が4角10番手以下から大外一気を決めており、だんだんと外差し傾向に。今週はCコースに替わるため、この傾向がリセットされたかをまず見極めたい。
人気別では1番人気馬がわずか2勝と勝ちきれない。特に、古馬戦では【0-2-0-4】だった。普段とはやや違った傾向になっているので、人気馬の取捨もしっかりしておきたい。
種牡馬成績ではストームバード系が【2-1-2-4】の活躍。1戦1勝だった新種牡馬ミスターメロディ産駒は、芝の左回り【3-4-2-14】複勝率39.1%、右回り【1-3-1-20】同20.0%で、現状は父同様に左回りが良さそう。東京コースは【1-0-0-3】と母数が少ないが、狙ってみる価値はある。
ダートのプラス傾向
7枠
【2-4-1-15】勝率9.1%、複勝率31.8%
4角2~4番手
【6-6-7-17】勝率16.7%、複勝率52.8%
ダートのマイナス傾向
1枠
【1-1-1-14】勝率5.9%、複勝率17.6%
戸崎圭太騎手
【0-0-0-8】勝率0.0%、複勝率0.0%
ダート全体の傾向としては外枠、前有利でダートの基本通りだった。枠は1~4枠【5-2-6-64】勝率6.5%、複勝率16.9%に対し、5~8枠【6-9-5-68】勝率6.8%、複勝率22.7%と、後者の方が安定している。
脚質では4角2~4番手の好位から最後まで脚を使える馬が良かった。特に同位置から上がり3位以内だった馬が【4-2-1-0】と好成績だった。
騎手別成績では戸崎圭太騎手が8戦してすべて馬券圏外。ただし、騎乗馬のほとんどが前走からの乗り替わり、かつ前走で位置取りが中団より後ろの馬だったこともあり、今週巻き返す可能性は十分ありそうだ。
傾向まとめ
芝:中~外枠優勢。1番人気が勝ちきれず
ダ:外目の枠、前有利
特注データ
芝:新種牡馬ミスターメロディ産駒に「左回り巧者」の兆し
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