【中央競馬】中山競馬場、先週9月7日、8日のレース傾向まとめ 

SPAIA編集部

イメージ画像,ⒸSPAIA

ⒸSPAIA

先週の中山競馬場の傾向は?

今週末の中央競馬は中山、中京での2場開催。ここでは先週の中山競馬場の傾向を、枠順、脚質などの観点からまとめる。

芝の傾向
枠順、位置取り
+1枠
【4-2-0-8】勝率28.6%、複勝率42.9%
+4角2番手以内
【5-2-5-12】勝率20.8%、複勝率50.0%
-7、8枠
【0-1-3-37】勝率0.0%、複勝率9.8%
-6番人気以下
【1-2-4-68】勝率1.3%、複勝率9.3%

芝全体の傾向としては前有利。開幕週の高速馬場で前の馬が止まらない馬場だった。枠は1枠の勝率が抜けていたが、4枠【3-3-2-8】複勝率50.0%、5枠【3-2-0-12】同29.4%など中枠付近まではチャンス十分。特に4、5枠の先行馬は【4-3-1-2】複勝率は80.0%と抜群だった。一方、6枠から外は勝ち馬なし。基本は内~中枠を狙いたい。

脚質面は逃げ、番手の馬が複勝率50.0%と安定していたが、3勝クラス以上の計3レースに限っては差し、追込が【2-3-1-18】と逆の傾向が出ていた。上位のクラスを予想する際は少し柔軟に考えたい。また、6番人気以下は【1-2-4-68】連対馬わずか3頭だったが、この3頭は上述した差し、追込馬だった。穴なら後方脚質に期待だ。

ほか気になるデータとしては武豊騎手が【0-0-1-5】、C.ルメール騎手は【1-1-4-4】と勝ち切れていない点を挙げたい。ルメール騎手は複勝率こそ60.0%と優秀だが、1頭を除いて2番人気以内の馬に騎乗しての成績であり、連対2頭は物足りない。今週のセントライト記念では、武豊騎手がスティンガーグラス、ルメール騎手はアーバンシックと上位人気想定の馬にそれぞれ騎乗予定。データを踏まえれば多少は疑ってかかりたい。

ダートの傾向
枠順、位置取り
+8枠
【4-2-1-14】勝率19.0%、複勝率33.3%
+4角5番手以内
【11-10-4-40】勝率16.9%、複勝率38.5%
-1枠
【0-0-1-17】勝率0.0%、複勝率5.6%
-4角6番手以下
【0-1-7-89】勝率0.0%、複勝率8.2%

ダート全体の傾向としては圧倒的に外前有利。良馬場開催で計11レース行われたが、5~8枠が【9-9-4-62】、4角5番手以内の馬が【11-10-4-40】といったように連対は外枠と前に行った馬が占めていた。なかでも8枠の先行馬は【4-1-1-4】勝率40.0%と抜群。引き続き良馬場ならこの傾向は重視すべきだろう。

また、馬体重別成績では460~479kgの馬が【8-4-3-43】勝率13.8%、複勝率25.9%、単回収率202%、複回収率113%と優秀な成績を収めていた。過去の中山ダート傾向を見ても、大きな偏りはなく鵜呑みにはできないが、ダート馬としてはやや軽めの馬が好走していた。

傾向まとめ
芝:基本は前有利。3勝クラス以上は差し、追込も台頭。
ダ:圧倒的に外前有利。

特注データ
芝:武豊騎手、C.ルメール騎手は勝ち切れず。
ダ:馬体重460~479kgの馬が大活躍。

《関連記事》
【セントライト記念】ヤマニンアドホックとエコロレイズは消し ハイブリッド式消去法
【無料公開】京大競馬研 今日のイチオシ
【中央競馬】中京競馬場、先週9月7日、8日のレース傾向まとめ

おすすめ記事