【中央競馬】新潟競馬場、先週8月24、25日のレース傾向まとめ
SPAIA編集部
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先週の新潟競馬場の傾向は?
今週末の中央競馬は新潟、中京、札幌での3場開催。ここでは先週の新潟競馬場の傾向を、枠順、脚質などの観点からまとめる。なお、芝1000m戦はデータから除いている。
芝の傾向
枠順、位置取り
+1~3枠
【5-5-4-41】勝率9.1%、複勝率25.5%
+4角5番手以内
【10-6-8-42】勝率15.2%、複勝率36.4%
-4~5枠
【1-1-4-35】勝率2.4%、複勝率14.6%
-4角10番手以下
【0-2-2-54】勝率0.0%、複勝率6.9%
芝全体の傾向としては、開催後半ながら内枠、前目の馬が健闘していた。特に外回りコース×1~3枠が【4-3-4-23】勝率11.8%、複勝率32.4%と好調。直線では馬場の大外ではなく内~中目の一見傷んでいるような場所を走って伸びていた点は覚えておきたい。脚質面では、緩い展開のレースがほとんどなこともあって、ある程度前目のポジションが優勢だった。直線の長い外回りコースでも位置取りが後ろ過ぎる馬は割り引きが必要だ。
ほか気になるデータは、今年2世代目がデビューしているブリックスアンドモルタル産駒が【2-1-1-4】と大活躍だった。同産駒の全体芝成績を見ると、右回り【22-16-19-191】複勝率23.0%に対し、左回り【17-16-11-94】同31.9%で現状は好走率に差が出ている。さらに、ダートにおいても同傾向が出ていた。母数がまだ多くはなく、可能性の一つではあるが、同産駒が「左回り」コースを走るときは注目してみるのも面白そうだ。
ダートの傾向
枠順、脚質
+1~4枠
【5-5-6-47】勝率7.9%、複勝率25.4%
+逃げ
【3-2-1-5】勝率27.3%、複勝率54.5%
-5~8枠
【4-4-3-60】勝率5.6%、複勝率15.5%
-差し・追込
【3-3-5-84】勝率3.2%、複勝率11.6%
ダート全体の傾向としては内枠、逃げ馬優勢。砂被りなどを理由に内枠は成績を落としやすいダートだが、1枠は【1-1-2-5】複勝率44.4%と抜群に良かった。コーナーがきつい新潟ダートでは内を立ち回る利の方が大きいと考えたい。7枠からも2勝しているように外枠でも好走は可能だが、8枠は【0-0-1-17】、人気馬が複数馬券圏外に飛んでいることから少し割り引いて考えたい。また、脚質面も枠順同様に内を立ち回りやすい逃げ馬が好成績を残していた。12番人気が1着1回、2着1回と大激走しており、単回収率1100%、複回収率は368%をマークしていた。
騎手では【1-1-0-0】と活躍した藤田菜七子騎手をピックアップ。上述した12番人気の逃げ馬2頭は同騎手が騎乗。勝利した日曜2Rは単勝万馬券、3連単は866万円のお祭り騒ぎだった。同騎手がダートで逃げたとき(通算)は【35-17-13-125】勝率18.4%、複勝率34.2%、単回収率184%、複回収率121%の好成績を残しており、買うだけでプラス。騎乗馬の脚質はしっかり確認したい。
傾向まとめ
芝:開催後半ながら内枠、前目の馬が健闘
ダ:内枠、逃げ馬優勢
特注データ
芝:ブリックスアンドモルタル産駒は「左回り」が狙い目
ダ:藤田菜七子騎手は逃げの通算成績が単複回収率プラス
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