【キーンランドC】AIの本命はエトヴプレ 「3歳のミスプロ系」はレイハリアなど好走例多し
SPAIA編集部
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ミスプロ系に重い印
2024年8月25日 (日)に札幌競馬場を舞台に争われるキーンランドC(GⅢ・芝1200m)。ナムラクレアをはじめとした実績馬や、サトノレーヴら好調馬がここにエントリーしてきた。データ的には牝馬優勢のレースで、AI予想エンジンKAIBAはどのようにジャッジしたのか。
AI本命馬:エトヴプレ
●短評
フィリーズレビューで11番人気1着と波乱を演出した後、桜花賞5着、葵S4着と常に重賞で掲示板に入る活躍を見せてきた3歳牝馬。父Too Darn Hotの産駒は現状、数少ないが、その父Dubawiの産駒はオープンクラスまで上り詰めたサマートゥリストやミスドバウィなど1400m前後で活躍する馬を輩出した。本馬も短距離路線で楽しみな一頭だ。
●データ
本レースの過去10年データを見ると、Too Darn Hotなどのミスタープロスペクター系種牡馬の産駒は【3-3-3-39】でそこそこ好走馬を出している。◯のサトノレーヴ、▲のゾンニッヒもこのミスプロ系に該当しており、AIも血統面を重視したようだ。なかでも3歳のミスプロ系は【1-2-0-3】で複勝率50.0%。21年1着レイハリアや22年2着ウインマーベルは葵S好走からここでも結果を出したあたり、本馬と似通っている。
また、冒頭で述べた通り、このレースは牝馬優勢。過去10年で着度数は【7-5-5-42】勝率11.9%、複勝率28.8%となっている。前走1番人気の牝馬なら【2-1-1-4】勝率25.0%、複勝率50.0%。単回収率は240%と妙味もある。
AI予想エンジンKAIBA
◎エトヴプレ
◯サトノレーヴ
▲ゾンニッヒ
△ナムラクレア
×モリノドリーム
《KAIBAとは?》
独自に開発した競馬予想AIエンジンである。過去数十年分のレース結果、競走馬、騎手、調教師、コース情報やタイム、天気や馬場状態など、ありとあらゆるレースに関する膨大な情報をAIが自動で学習し、予想を行う。これらの予想を元に、回収率を重視した買い目、的中率を重視した買い目を推奨する。
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