【中央競馬】新潟競馬場、先週8月10、11日のレース傾向まとめ
SPAIA編集部
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先週の新潟競馬場の傾向は?
今週末の中央競馬は新潟、中京、札幌での3場開催。ここでは先週の新潟競馬場の傾向を、枠順、脚質などの観点からまとめる。なお、新潟芝1000m戦は除く。
芝の傾向
枠順、位置取り
+3枠【3-1-3-13】勝率15.0%、複勝率35.0%
+4角2番手以内【6-3-5-14】勝率21.4%、複勝率50.0%
-1枠【1-0-0-17】勝率5.6%、複勝率5.6%
芝全体の傾向としては逃げ、番手の馬が優勢。枠に関しては、1枠のみ複勝率10%を切っていたが他はどこからでも好走馬が複数出ていた。その1枠に関しても好走馬を除いて、人気薄の馬ばかりだったので大きく不利とまでは言い切れなさそうだ。
位置取り面では、関屋記念を勝ったトゥードジボンをはじめ、外回りコースでの逃げ、番手の馬が目立っていた。直線が長いコースのためか、外回りのレースは軒並み前半ペースが落ち着いた展開となっており、全7レース中5レースで4角2番手以内が勝利していた。今週も同様のパターンを警戒したい。
他では、栗東所属馬が【4-2-3-23】勝率12.5%、複勝率28.1%と、美浦所属馬【8-10-9-123】勝率5.3%、複勝率18.0%と比較して好成績だった。中京開催でなく新潟をあえて選んで遠征してくるあたり勝負気配は高いと考えて良いだろう。特に、新馬は【2-1-0-1】と圧倒的。今週も狙いどころはありそうだ。
ダートの傾向
枠順、脚質
+3~6枠【5-9-4-52】勝率7.1%、複勝率25.7%
+逃げ、先行【7-6-5-20】勝率18.4%、複勝率47.4%
-3~6枠以外【4-0-5-54】勝率6.3%、複勝率14.3%
-差し、追込【2-3-4-86】勝率2.1%、複勝率9.5%
ダート全体の傾向としては中枠や逃げ、先行が優勢。内前有利の新潟ダートではあるが、内枠で前に行けない馬は進路がなくなり逆に不利となるので注意だ。外枠はコーナー角が小さいので外を回る形になると厳しいが、先手を取れれば好走可能。実際、7、8枠【2-0-2-32】のうち先行馬は【2-0-1-5】と問題なく好走していた。
脚質面では前に行く馬の押し切りが目立っていた。4角5~6番手では【0-2-4-16】と馬券圏内には届いているが、7番手以下では【2-1-0-70】と、差し決着になった場合を除けば馬券に絡んでいない。序盤から前目を確保できる馬を探していきたい。
他では、【0-1-0-2】と、1、3番人気馬で馬券圏外だったC.ルメール騎手に触れておく。同騎手は今夏の新潟開催、芝では【6-5-2-13】勝率23.1%、複勝率50.0%と普段通りのパフォーマンスを見せているが、ダートでは【1-2-0-6】とイマイチで、平均人気2.0に対し平均着順5.2と妙味ない結果となっている。ダートでは過度な信頼は禁物かもしれない。
傾向まとめ
芝:逃げ、番手優勢。特に外回りコースが狙い目
ダ:中枠、前の馬有利。外枠でも先行勢は好走可
特注データ
芝:栗東所属の新馬に勝負気配あり
ダ:C.ルメール騎手はダートではやや割引
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