【中央競馬】新潟競馬場、先週8月3、4日のレース傾向まとめ 

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先週の新潟競馬場の傾向は?

今週末の中央競馬は札幌、新潟、中京での3場開催。ここでは先週の新潟競馬場の傾向を、枠順、脚質の観点からまとめる。なお、新潟芝1000m戦は除く。



芝の傾向
枠順、位置取り
+4枠【4-2-1-14】勝率19.0%、複勝率33.3%
+4角4~7番手【8-6-2-34】勝率16.0%、複勝率32.0%
-1枠【1-1-1-16】勝率5.3%、複勝率15.8%
-4角8番手以下【0-2-2-70】勝率0.0%、複勝率5.4%

芝全体の傾向としては中枠、先行~中団有利。4枠のほか、3枠も【2-3-2-14】複勝率33.3%と好調。ほか、内回りコースでは1枠【1-1-1-5】複勝率37.5%と小回りコースらしく優勢であったが、外回りコースでは【0-0-0-11】と全滅、その一方で4~7枠が【7-4-5-36】複勝率30.8%と好走馬が集中していた。

位置取り面では開催序盤、かつ高速決着傾向であることから4角8番手以下に勝ち馬がいないという極端な状況だった。ペースが緩みやすい2歳戦では逃げが【3-1-1-2】とほぼ馬券に絡んでおり、注意したい。逆に2歳戦を除けば4角4~7番手の好位勢が【6-2-0-19】勝率22.2%で勝ち馬の多くを占めていた。ある程度の位置の馬を狙いつつも条件ごとに狙いは調整したい。

他では、栗東の友道康夫厩舎が精鋭を送りこみ【2-0-1-0】の活躍、外回りでは2戦2勝だった。同厩舎は21年以降の7~9月の新潟芝外回りでは【7-8-4-14】複勝率54.0%と積極的に遠征して優秀な成績を収めている。また、関屋記念では昨年2、3着馬を出しており、今年も2頭出しの予定。チェックしておきたい。



ダートの傾向
枠順、位置取り
+3枠【2-1-1-13】勝率11.8%、複勝率23.5%
+4角3番手以内【9-3-4-16】勝率28.1%、複勝率50.0%
-6枠【1-0-0-17】勝率5.6%、複勝率5.6%
-4角7番手以下【0-1-0-72】勝率0.0%、複勝率1.4%

ダート全体の傾向としてはとにかく前有利。新潟ダートはコーナー角が小さく、内前の立ち回りが重要。内外の枠を比較しても複勝率ベースでは1~4枠【3-5-6-47】複勝率23.0%、5~8枠【6-4-3-59】複勝率18.1%と馬券内率では内が優勢。また、5~8枠が6勝しているが、全て3番人気以内の馬だった。最も重視したいのは4角位置で、勝ち馬はすべて同3番手以内。特に、逃げ馬は【4-1-1-4】と逃げ切りが目立った。

上記位置取りの話に付随するが、二桁人気の先行馬が【0-2-3-3】複勝率62.5%と凄まじい成績を残していた。好走馬5頭のうち4頭は1800m戦から。1800m戦で先行できそうな人気薄には警戒しておきたい。



傾向まとめ
芝:中枠、先行~中団が優勢。外回りの内枠は厳しめ
ダ:逃げ先行馬が圧倒。枠は内がやや優勢

特注データ
芝:夏開催×外回りの友道厩舎◎
ダ:ダ1800mの先行×人気薄が穴を開ける

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