【小倉記念予想印まとめ】シリウスコルトがわずかに優勢 好データ持つグランスラムアスクの一発に警戒

SPAIA編集部

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難解な一戦で、“四者四様”の見解

2024年8月11日に中京競馬場で行われる小倉記念(GⅢ・芝2000m)。サマー2000シリーズの3戦目に位置するハンデ重賞であり、今年は中京開幕週でのイレギュラーな開催となる。メンバーを見ても、重賞勝ち馬はコスタボニータ一頭、前走を勝利した馬は長期休養明けのメモリーレゾンのみと、混迷を極めそうな一戦。SPAIA予想陣4人はどの馬に本命印を打ったのか見ていこう。

案の定、本命馬は4頭に割れた。わずかにリードしたのは対抗印も2つ獲得したシリウスコルト。京都大学競馬研究会は、ペースが落ち着きやすいコース形態から「内前を立ち回れる器用な先行馬」を重視。このイメージに合うことから推奨した。前走のラジオNIKKEI賞で2着したことに加え、世代上位の馬を相手に好走した弥生賞(3着)、ホープフルS(6着)など過去の実績も評価した。加えて実績十分な西村淳也騎手、キャリア最軽量の斤量54kgと上積みも期待でき「実力を発揮すれば勝ち負け必至」とみている。

次点ではディープモンスター、レッドランメルトが本命に加え、対抗印を1つずつ獲得。AI予想エンジンKAIBAが指名したディープモンスターは過去10年で最多の勝ち馬を出す「前走鳴尾記念」に唯一該当。その成績は【3-0-1-5】と抜群だ。編集部ゲンが推すレッドランメルトは前走の七夕賞で復調をアピール。ハイペースで連対馬2頭が上がり最速で差す展開を、同馬は先行して0.6秒差6着に善戦。内前有利になりやすい開幕週の中京芝2000mなら前で粘り切ると述べた。

穴になりそうなグランスラムアスクを本命指名したのは血統解説を連載する坂上明大氏。同氏は連載記事の中で「開幕週の中京芝2000m重賞(過去10年の計15レース)ではディープインパクト系が【7-5-6-34】単勝回収率487%と好成績」と説明。説得力のあるデータが出ており、一発は十分あり得そうだ。そのほかコスタボニータに計3つの印が入っており、この辺りまで馬券の候補に入れておきたい。

2024年小倉記念のSPAIA予想まとめ,ⒸSPAIA


AI予想エンジンKAIBA
◎ディープモンスター
◯シリウスコルト
▲コスタボニータ
△メモリーレゾン
×ヴェローナシチー

京都大学競馬研究会
◎シリウスコルト
◯レッドランメルト
▲コスタボニータ
△ディープモンスター
×リフレーミング
×テーオーシリウス

坂上明大(血統分析)
◎グランスラムアスク
◯ディープモンスター
▲レッドランメルト
△ヴェローナシチー
×テーオーシリウス
×シリウスコルト
×コスタボニータ

編集部(ゲン)
◎レッドランメルト
◯シリウスコルト
▲グランスラムアスク
△ディープモンスター

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