【エルムS】AIの本命は長期休養明けのプロミストウォリア 鉄砲駆け実績、好データを味方に久々の重賞制覇へ

SPAIA編集部

2024年エルムステークス AI本命馬プロミストウォリア,ⒸSPAIA

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鉄砲駆けの実績あり

8月4日(日)に札幌競馬場を舞台に争われるエルムS(GⅢ・ダ1700m)。北海道で行われる唯一のJRAダート重賞だ。今年は逃げ、または2番手からの競馬で重賞を勝った馬が複数いて、前の争いは激しくなることが予想される。はたしてどの馬が制するのか。AIの本命馬を見ていこう。

AI本命馬:プロミストウォリア

●短評
7歳のベテランだが、体質が弱かったこともあり出走回数はこれまで9回と大事に使われてきた。5歳の秋に3連勝でオープン入りし、年明けの6歳シーズンから東海S、アンタレスSと重賞を連勝した。帝王賞で連勝が止まり、その後故障によって1年以上の休養に。今回は久々の出走となったが、実績を考えればここでも実力上位の存在だ。

●データ
札幌開催の過去9回のデータを見ると、斤量58kgの馬は【1-1-2-9】複勝率30.8%をマークしていた。ハンデ戦ではない分、実力馬は結果を残せるようだ。なかでも「前走馬体重500~530kgの関西馬」は【1-1-1-1】勝率25.0%、複勝率75.0%、単回収率130%、複回収率342%と好走率、回収率の両面で数字がいい。斤量が多い分、馬格はほしいということだろう。

また、本馬の一番の懸念材料は長期休養明け。昨年のこのレースで、オーソリティが1年以上の休養明けで大敗したことを考えると、データの裏付けはほしいところだ。ただ、オーソリティは初のダートだった点は注意。事実「半年以上の休養明け」×「ダート重賞で複数連対した馬」なら【1-0-1-3】と決して悪くない。プロミストウォリア自身、長期休養明けでの勝利も経験しており、鉄砲駆けも十分考えられる。

AI予想エンジンKAIBA
◎プロミストウォリア
◯ドゥラエレーデ
▲テーオードレフォン
△ミトノオー
×ユティタム

《KAIBAとは?》
独自に開発した競馬予想AIエンジンである。過去数十年分のレース結果、競走馬、騎手、調教師、コース情報やタイム、天気や馬場状態など、ありとあらゆるレースに関する膨大な情報をAIが自動で学習し、予想を行う。これらの予想を元に、回収率を重視した買い目、的中率を重視した買い目を推奨する。

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