【中央競馬】小倉競馬場、先週7月13、14日のレース傾向まとめ 

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先週の小倉競馬場の傾向は?

今週末の中央競馬は福島、小倉、札幌での3場開催。ここでは先週の小倉競馬場の傾向を、枠順、脚質などの観点からまとめる。



芝の傾向
枠順、脚質
6枠【1-4-3-14】勝率4.5%、複勝率36.4%
逃げ【6-0-1-8】勝率40.0%、複勝率46.7%
2枠【0-3-2-15】勝率0.0%、複勝率25.0%
追込【0-1-2-45】勝率0.0%、複勝率6.3%

先週の小倉は日曜が道悪開催で、土日で傾向が激変。ここでは日曜を中心に言及していく。芝全体の傾向としては中~外枠、前有利。日曜は大半の好走馬が3~6枠から出ていた。成績も全7戦して【6-4-3-23】複勝率36.1%と良好だった。1~2枠は土曜までは好走傾向にあったが、日曜は一転して勝ち馬なし。今週は内枠の様子見から入りたい。

脚質面では前の馬が中心。良馬場の土曜は先行馬が【4-6-3-10】複勝率56.5%と主役だったが、日曜は逃げが【5-0-0-3】と好調。ただし、重や不良馬場だったので、道悪の巧拙による進みの違いで前に行った馬が好走しただけという可能性には留意。それほどの馬場で開催されていたので、馬場のダメージを考慮すれば今週は差し馬が台頭する可能性まで考えておく必要がありそうだ。

騎手では松山弘平騎手が【3-1-0-3】と大活躍。すべてのレースで逃げ、先行するという積極性が馬場傾向にも合っていたかもしれない。ちなみに、今開催の小倉芝では【8-3-4-12】勝率29.6%、複勝率55.6%。勝利数は断トツ、複勝率もトップだ。最終週も両日小倉で騎乗予定なので、ここは好調の波に乗るチャンスだ。



ダートの傾向
枠順、位置取り
6枠【2-2-1-12】勝率11.8%、複勝率29.4%
4角1番手【4-2-1-2】勝率44.4%、複勝率77.8%
2枠【0-1-2-12】勝率0.0%、複勝率20.0%
4角7番手以下【0-0-0-71】勝率0.0%、複勝率0.0%

ダート全体の傾向としては枠の優劣はほぼなし、圧倒的前有利。2枠以外は勝ち馬が出ており、内外から好走可能。ただし、不良馬場の日曜は1枠【2-0-1-3】、4枠【1-2-1-4】など内~中めの枠から活躍馬が出ており、そのほとんどが逃げ先行だった。

脚質面では4角前方以外は厳しい状況。水分を含んだ脚抜きのよい馬場だったことや、小回り&直線が短いコースで前が止まらなかった。4角7番手以降で馬券圏内の馬が出ていない点は覚えておきたい。今週も天気次第ではあるが、雨が降らずとも含水率が高ければ前の馬を優先して考えたい。

気になったデータとしては、牡馬混合の6戦で牝馬成績が【5-4-3-20】複勝率37.5%と圧倒的で、勝ち馬は逃げor番手から出ていた点。21年以降、夏の小倉(6~9月)で牡馬混合戦の逃げ馬成績を見ると牡馬、セン馬【24-19-12-51】勝率22.6%に対し、牝馬は【28-9-4-23】同43.8%と抜群で、メンバー構成からチャンスがあれば今週も狙ってみたい。



傾向まとめ
芝:内枠×、いまだ前有利
ダ:枠問わず4角前方がマスト

特注データ
芝:今開催、松山弘平騎手が無双中
ダ:牡馬混合戦の牝馬×逃げが抜群の勝率

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