【函館記念】AIの本命はデビットバローズ 複数好データの後押しで 「前走巴賞連対組」の不振脱出へ
SPAIA編集部
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「前走巴賞連対」を跳ね返すデータあり
7月14日(日)に函館競馬場を舞台に争われる函館記念(GⅢ・芝2000m)。函館開催の最終週に行われることもあり、タフな馬場への対応が求められる。ハンデ戦である点も含めて難解なレースになりそうだが、AI予想エンジンKAIBAはどの馬を本命に推奨したのだろうか。
AI本命馬:デビットバローズ
●短評
年明けにオープン入りを決め、その後は2、4、2着と重賞、非重賞問わず堅実に結果を残してきた5歳馬。前走の巴賞は6枠12番からの発走で、逃げ馬と番手につけた馬を見ながら3番手追走で外を回る形に。直線では伸びを欠き逃げ馬に離される一方だったが、前で踏ん張り2着は死守した。今回は前走から1kgの斤量減で挑む。そろそろ惜敗続きにピリオドを打ち、重賞初制覇といきたい。
●データ
過去10年で「前走巴賞で連対」は【0-0-0-14】と全くいいところがない。そもそも「前走巴賞組」自体が【1-4-1-46】複勝率11.5%と苦戦している。ただ、唯一勝った19年のマイスタイルは、巴賞にて、デビットバローズと同じく「初角を3番手で通過」していた。
過去10年の函館記念で「前走初角3番手」は【2-0-1-9】で、かつ距離延長なら【1-0-1-2】と悪くない。ある程度前に行ける馬なら好走する見込みがあるということだろう。巴賞連対馬が持つ逆境データを覆すことに期待したい。
ほか、5歳馬は【3-0-5-35】で、うち今回3番人気以内は【3-0-1-7】勝率27.3%、複勝率36.4%で勝ち馬は全てここから。5歳馬なら上位人気馬を狙いたい。デビットバローズも上位人気に推されるようなら注目だ。
AI予想エンジンKAIBA
◎デビットバローズ
◯ホウオウビスケッツ
▲サヴォーナ
△チャックネイト
×トップナイフ
《KAIBAとは?》
独自に開発した競馬予想AIエンジンである。過去数十年分のレース結果、競走馬、騎手、調教師、コース情報やタイム、天気や馬場状態など、ありとあらゆるレースに関する膨大な情報をAIが自動で学習し、予想を行う。これらの予想を元に、回収率を重視した買い目、的中率を重視した買い目を推奨する。
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