【函館記念予想印まとめ】充実一途のデビットバローズが一歩リード 天皇賞(春)組チャックネイトらも評価

SPAIA編集部

函館記念 SPAIA予想,ⒸSPAIA

ⒸSPAIA

充実一途の上がり馬

2024年7月14日に函館競馬場で行われる函館記念(GⅢ・芝2000m)。梅雨時期の洋芝で開催のハンデ重賞という特殊な条件のため、20年15番人気1着アドマイヤジャスタ、22年7番人気1着ハヤヤッコなど穴馬の台頭もある。SPAIA予想陣4人はどの馬に本命印を打ったのか見ていこう。

本命2つでリードしたのはデビットバローズ。東大ホースメンクラブは近走の相手関係に着目し、エーデルブルーメ、ステラヴェローチェら重賞級の馬を相手に健闘している点を評価。加えて、過去10年で先行馬が【5-4-5-19】の複勝率4割超、当日5番人気以内なら【4-0-2-6】の好データも根拠として挙げた。また、前走の巴賞で敗れたホウオウビスケッツとの関係については、斤量差が1.5kgついて有利になる点や歓迎となる距離延長ローテから「逆転する材料はそろった」と述べた。

データ予想の門田光生氏はチャックネイトで勝負する。記事内で取り上げた「美浦所属馬」「4歳or6歳」「前走・天皇賞(春)or目黒記念orエプソムC」のプラスデータ3つを唯一満たしたことが理由だ。特に、天皇賞(春)組から馬券に絡んだ3頭いずれもが前走13着以下から巻き返しており、同14着だった本馬にも同様の走りを期待している。

血統解説を連載している坂上明大氏はサヴォーナを本命に据えた。ほか、対抗以下はホウオウビスケッツ、エンパイアウエスト、アウスヴァールなど逃げ先行馬に複数印が入っている点に注目したい。東大HCが挙げた脚質データで先行馬優勢の傾向が出ているように、前に行けるこれら3頭は押さえておくべきだろう。

2024年函館記念のSPAIA予想まとめ,ⒸSPAIA


AI予想エンジンKAIBA
◎デビットバローズ
◯ホウオウビスケッツ
▲サヴォーナ
△チャックネイト
×トップナイフ

東大ホースメンクラブ
◎デビットバローズ
◯アケルナルスター
▲ハヤヤッコ
△ホウオウビスケッツ
×エンパイアウエスト
×アウスヴァール

門田光生(データ予想)
◎チャックネイト
◯サヴォーナ
▲グランディア
△エンパイアウエスト
×アウスヴァール

坂上明大(血統分析)
◎サヴォーナ
◯チャックネイト
▲エンパイアウエスト
△トップナイフ
×リカンカブール
×アウスヴァール
×マイネルクリソーラ

《関連記事》
【函館記念】チャックネイトやハヤヤッコは消し ハイブリッド式消去法
【函館記念】一昨年は馬券内独占のRoberto持ちがとにかく強い チャックネイトはベスト舞台での一戦
【函館記念】過去10年のレース結果一覧

おすすめ記事