【中京記念予想印まとめ】2つのアプローチからエピファニーに支持集まる セオ、ニホンピロキーフにも重い印

SPAIA編集部

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2つのアプローチからエピファニーに支持集まる

2024年7月21日に小倉競馬場で行われる中京記念(GⅢ・芝1800m)。名前の通り本来は中京開催の重賞だが、阪神競馬場改修による変則日程の影響で、21、22年以来の小倉開催となった。参考データが少なくデータ派は様々な角度からアプローチが必要だ。ここではデータ派が多数を占めるSPAIA予想陣5人の本命馬を紹介する。

「過去10年の小倉芝1800m、オープンクラス(重賞含む)における脚質別成績」を参考にした東大ホースメンクラブと京都大学競馬研究会。上記期間で先行馬は【12-7-8-52】勝率15.2%、複勝率34.2%、差し馬は【3-12-7-87】勝率2.8%、複勝率20.2%となっているが、東大HCは先行馬を中心に予想を組み、京大競馬研は先行馬のうち道中で動ける馬を中心に据えた上で、2、3着数の多い差し馬を相手や紐で固めた。

東大HCは本命セオの安定感を強調。前走の都大路Sを完勝しており、今の充実度なら上位は堅いと評した。京大競馬研は本命エピファニーを「機動力、実績ともに上位」と述べ、逃げ馬が一定数揃ってハイペース濃厚であることから、小倉大賞典と同じ乗り方ができればここでも勝ち負け可能、と期待している。

面白いのは「過去10年の中京記念」を基に予想を展開したデータ予想の門田光生氏の本命も、京大競馬研と同じエピファニーである点。コースの脚質データ、“中京記念”としての好走データのいずれからも推されたエピファニーに軍配が上がるのか、それとも東大HC推奨のセオが意地を見せるのか注目だ。そのほかでは、AI予想エンジンKAIBAと坂上明大氏の両名がニホンピロキーフを本命に指名。全員が印を回した重賞2勝馬エルトンバローズとともに押さえておきたい。

2024年中京記念のSPAIA予想まとめ,ⒸSPAIA


AI予想エンジンKAIBA
◎ニホンピロキーフ
◯アルナシーム
▲エルトンバローズ
△エピファニー
×セオ

京都大学競馬研究会
◎エピファニー
◯ボーデン
▲カテドラル
△ニホンピロキーフ
×エルトンバローズ
×ロングラン

東大ホースメンクラブ
◎セオ
◯ロングラン
▲エルトンバローズ
△アルナシーム
×セルバーグ
×エピファニー
×ニホンピロキーフ

坂上明大(血統分析)
◎ニホンピロキーフ
◯エピファニー
▲ボーデン
△ソレイユヴィータ
×アルナシーム
×エルトンバローズ
×タガノパッション
×セオ

門田光生(データ予想)
◎エピファニー
◯ロングラン
▲エルトンバローズ
△カテドラル

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