【中央競馬】函館競馬場、先週6月29、30日のレース傾向まとめ
SPAIA編集部
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先週の函館競馬場の傾向は?
今週末の中央競馬は福島、小倉、函館での3場開催。ここでは先週の函館競馬場の傾向を、枠順、脚質などの観点からまとめる。
芝の傾向
枠順、脚質
+5枠【4-2-2-14】勝率18.2%、複勝率36.4%
+逃げ【4-3-1-6】勝率28.6%、複勝率57.1%
-4枠【1-0-0-20】勝率4.8%
-追込【2-0-1-49】勝率3.8%、複勝率5.8%
芝全体の傾向としては外枠やや劣勢、前有利。1、2、5枠が複勝率30%超えに対し、6~8枠は同20%前後とやや落ち込んでいた。Aコース最終週ながらも前の馬が活躍していたように内側がそこまで悪くなかったことが要因だろう。4枠は大きく凹んだがこれはほとんどの馬が先行できずに位置を悪くしたことによる。今週はBコース替わりなのでさらに内側が上昇する可能性もある。
脚質は逃げが抜群。前述のように今年は馬場がそこまで荒れていない影響だろう。天気が崩れれば一気に状況が変わることも考えられるが、Bコース替わりを考慮して引き続き前の馬は重視したい。
騎手別で見ると横山武史騎手が【5-0-0-6】と凄まじい。今開催の芝通算で見ても勝ち数トップの10勝で、成績は【10-4-6-20】複勝率50.0%と安定。むしろダートは5月の東京開催以来勝っていない。残り2週も芝で見かけたら押さえておきたい。
ダートの傾向
枠順、位置取り
+7枠【3-4-1-10】勝率16.7%、複勝率44.4%
+4角2番手以内【10-5-2-5】勝率45.5%、複勝率77.3%
-2枠【1-0-1-8】勝率10.0%、複勝率20.0%
-4角6番手以下【0-0-1-50】勝率0.0%、複勝率2.0%
ダート全体の傾向としてはセオリー通りの外枠、前有利。枠別で勝ち星を見ていくと、10戦して2勝以上だったのは6~8枠だけ。2~4枠はいずれも1勝3着1回と強調できない数字だった。
位置取り別では、4角2番手以内の馬が10勝と極端な結果になった。しかも同1番手なら【6-2-1-1】でほとんどが馬券に絡んだ。一方、初角位置を見ると1番手の馬は【2-2-2-4】と悪くはないが、強い条件にはなっていない。その点も鑑みればやはり外枠から位置を上げていける馬がベターだったようだ。
母父サウスヴィグラスの馬が【1-2-0-3】と活躍。21年以降の函館ダートまで条件を広げてみると【12-6-5-40】勝率19.0%、単勝回収率147%と優秀だ。好走の大半は1000m【10-3-4-17】複勝率50.0%。この条件で狙っていこう。
傾向まとめ
芝:外枠やや不利。前有利。Bコース替わりで引き続き前優勢か
ダ:外枠&前有利。外枠から位置を上げていく馬がベター
特注データ
芝:横山武史騎手×函館芝
ダ:函館ダ1000m×母父サウスヴィグラスが◎
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