【中央競馬】函館競馬場、先週6月22、23日のレース傾向まとめ
SPAIA編集部
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先週の函館競馬場の傾向は?
今週末の中央競馬は福島、小倉、函館での3場開催。ここでは先週の函館競馬場の傾向を、枠順、脚質などの観点からまとめる。
【芝】
☆枠順、脚質
◎8枠【2-4-2-14】勝率9.1%、複勝率36.4%
◎逃げ【3-3-1-7】勝率21.4%、複勝率50.0%
▲3枠【0-2-2-15】勝率0.0%、複勝率21.1%
▲追込【2-1-3-44】勝率4.0%複勝率12.0%
芝全体の傾向としては枠の有利不利なし、前優勢。土日通して内外どちらからでも好走馬が出ていた。ただ、日曜はピンク帽の活躍が目立ち、だんだん外枠の差し勢にも光が見えてきた。脚質を見ても、馬券に絡む馬は少ないものの差し追込が複勝率10%を超えてきた。今回はAコース最終週。外差しも増えてきそうだ。
【ダート】
☆枠順、位置取り
◎6枠【1-5-2-9】勝率5.9%、複勝率47.1%
◎4角7番手以内【10-10-10-45】勝率13.3%、複勝率40.0%
▲4枠【1-0-0-10】勝率9.1%
▲4角8番手以下【0-0-0-32】複勝率0.0%
ダート全体の傾向としては外枠優勢、前有利。6枠をはじめとした外枠の好走が目立つというダートのセオリー通りだった。4角位置別の成績では7番手以内か8番手以下で明暗が分かれた。10戦して4角3番手以内でも【9-8-7-15】複勝率61.5%と前ほどいい。
【メモ】
芝:大野拓弥騎手【3-2-1-3】勝率33.3%、複勝率66.7%
ダート:藤岡佑介騎手【1-2-0-0】勝率33.3%、複勝率100%
大野拓弥騎手はダートで【0-0-0-6】も芝では猛打賞。通算では芝よりダートの方が勝ち星が多いのだが、21年以降は芝73勝、ダート53勝と芝がリードしはじめている。21年以降のローカル成績を見ると、芝【28-25-28-162】勝率11.5%、複勝率33.3%に対し、ダートは【1-7-8-109】勝率0.8%、複勝率12.8%とかなり極端。ローカル開催なら芝で狙うのがよさそうだ。
開催初週にも書いたが、函館ダートでは藤岡佑介騎手が買い。どのコースでも強く、例を挙げると21年以降ならダ1700mコースが【9-6-3-27】勝率20.0%、複勝率40.0%と安定。人気問わず馬券圏内に突っ込んでくるので、とりあえず買うのが吉だ。
【傾向まとめ】
・芝:枠の有利不利なし。脚質では外差しの目も
・ダート:前が断然。外枠優勢
特注データ
「大野拓弥騎手はローカル芝で買い、ローカルダートで消し」
「函館ダートの藤岡佑介騎手は買い」
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