【中央競馬】小倉競馬場、昨年同時期のレース傾向まとめ

SPAIA編集部

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昨年同時期の小倉競馬場の傾向は?

今週末の中央競馬は函館、福島、小倉の3場開催。ここでは昨年同時期の小倉競馬場の傾向を、枠順、脚質などの観点からまとめる。なお、今年は変則開催のため、データは昨年夏の8月12日~8月27日の開催6日分のデータを紹介する。

【芝】
☆枠順、脚質
◎7枠【10-7-9-67】勝率10.8%、複勝率28.0%
◎逃げ【12-6-5-21】勝率27.3%、複勝率52.3%
▲追込【1-4-4-165】勝率0.6%、複勝率5.2%

他の枠は大差のない成績が並ぶ中、7枠【10-7-9-67】勝率10.8%と6枠【9-5-2-63】勝率11.4%が多くの勝ち馬を輩出していた。

脚質では逃げが圧倒的。特に1200m戦なら【9-4-2-6】勝率42.9%、複勝率71.4%と抜群の安定感だった。2000mでも【2-1-1-5】勝利22.2%、複勝率44.4%、芝1800mも【1-1-2-9】複勝率30.8%だから中距離でも逃げ馬には注意が必要だ。反対に追込馬はわずか1勝。複勝率も10%を下回るため、極端に後ろになりそうな馬は割引だ。

【ダート】
☆枠順、脚質
◎2枠【8-1-4-29】勝率19.0%、複勝率31.0%
◎逃げ【10-2-0-15】勝率37.0%、複勝率44.4%
▲8枠【1-1-1-47】勝率2.0%、複勝率6.0%
▲追込【1-1-2-117】勝率0.8%、複勝率3.3%

枠で見ると全体的に内寄り。その大きな要因となっているのが2枠だが、隣の1枠は【0-5-2-35】で勝ちなし、複勝率16.7%となっている点には注意だ。また、8枠は【1-1-1-47】で複勝率は6.0%。1枠の件も併せて、極端な枠は評価を下げたいところだ。

逃げは芝に比べると数値が落ちるが、その分先行が【8-17-12-49】で勝率9.3%、複勝率43.0%と好調。4角5番手以内が【22-20-14-77】勝率16.5%、複勝率42.1%で単勝回収率278%、複勝回収率141%だから前で立ち回れる馬を狙いたい。一方、追込は芝と同様苦戦していた。

【メモ】
芝:川田将雅騎手【5-0-0-2】勝率71.4%、複勝率71.4%
ダート:田口貫太騎手【2-2-3-11】単勝回収率127%、複勝回収率147%

芝では川田将雅騎手が驚異の勝率71.4%をマーク。ちなみに馬券外はいずれも1800m戦で、1200m戦は3戦3勝、2000m戦も2戦2勝のパーフェクトだった。

ダートでは田口貫太騎手が単複回収率で100%超え。複勝率38.9%と好走率も高いので注目だ。

【傾向まとめ】
・芝:前有利。特に「逃げ」が距離に関わらず好成績
・ダート:内前優勢。「4角5番手以内」を狙いたい

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