【安田記念】ディープ系の血が有力 黄金配合のドーブネ、GⅠ初制覇なるか
SPAIA編集部
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GⅠ初制覇も
2024年6月2日に東京競馬場で行われる第74回安田記念。今年は6年ぶりに海外馬が参戦する。ロマンチックウォリアーは香港カップやクイーンエリザベス2世カップなど中距離GⅠを4連勝中。父Acclamationは短からマイルに適性のある血統だが、母系はSingspielやHallingなど、どちらかというとスタミナ寄り。実績通り中距離向きの馬で欧州色が強く、高速馬場にどこまで対応できるかがカギだ。
もう1頭、ヴォイッジバブルは北米や欧州に比べると、なじみの薄い豪州産。ただ、母系はRahyやRed Ransomなど、日本でもよく見かける血が入っているので、こちらの方が馬場適性はありそうだ。
日本馬の注目はディープインパクト産駒のドーブネ。ここ10年で同産駒は3勝、そして2022、2023年はディープインパクトを父に持つキズナ産駒のソングラインが連覇している。母の父FootstepsinthesandはStorm Cat系の種牡馬で、8F(約1600m)の英2000ギニーを勝っている。ディープインパクト×Storm Cat系という配合は、2017年サトノアラジン、2021年ダノンキングリーと同じ。ベストの舞台で初戴冠といきたい。
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