【天皇賞(春)】中距離×長距離の配合が吉 血統傾向に合致するタスティエーラ
SPAIA編集部
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中距離×長距離の配合に注目
2024年4月28日に京都競馬場で行われる第169回天皇賞(春)。3年連続で2着のディープボンドが今年も出走を予定しているが、これに勝った馬の父系は中距離で切れる足を使えるタイプで、母系は中長距離のスタミナ系を重ねた配合の馬となっている。今年もディープボンドが2着にくるのかは分からないとしても、近年の傾向通り、そういったタイプを狙ってみたい。
今年それに該当するのがタスティエーラ。父は香港ヴァーズや宝塚記念を勝ったサトノクラウン。Marju-ラストタイクーンとつながる父系で、マイルから中距離で切れる特徴を持つ。母の父は天皇賞(春)や菊花賞などを勝ったマンハッタンカフェ。4代母のクラフテイワイフは短距離のダート馬をよく出していたが、代を経るごとに距離を延ばしてきた。また、一族には天皇賞(秋)などを勝ったカンパニー、天皇賞(秋)1着、天皇賞(春)2着のトーセンジョーダンがいて、天皇賞に縁がある母系でもある。
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