【有馬記念】好相性のバランス型種牡馬スクリーンヒーロー 牝馬ウインマリリンが花道飾る

SPAIA編集部

2023年有馬記念に出走するウインマリリン,ⒸSPAIA

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有馬記念と好相性のスクリーンヒーロー産駒

2023年12月24日に中山競馬場で行われる第68回有馬記念。2020年は2分35秒台の決着で、スタミナ重視の血統の馬が台頭。21、22年は2分32秒台の決着で、こちらは2000mがベストと思えるような中距離血統の馬が上位に顔を出してきた。今年は雨が降らなければある程度の時計は出ると見る。よって、今年の菊花賞2、3着馬のようなスタミナ血統より、スピードとスタミナがバランスよく配合された中距離血統を狙いたい。

2023年有馬記念に出走するウインマリリンの血統表,ⒸSPAIA


今回の注目馬はウインマリリン。スクリーンヒーロー産駒は中長距離馬だけでなく、モーリスのような一流マイラーも出している万能型の種牡馬。母系が素直に出るタイプと考えていいだろう。ウインマリリンは母父に中距離型の米血を持つ形。また、祖母は少し古めの豪州血統で、一族から地元での重賞勝ち馬も出ている。活躍のほとんどが牡馬というスクリーンヒーロー産駒の中にあって、ウインマリリンはようやく出た牝馬の一流馬。さらに、同産駒は2015年優勝馬ゴールドアクター、2022年2着のボルドグフーシュなど、有馬記念とは好相性。彼らに続いて好走し、引退の花道を飾りたい。

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