【香港国際競走】レーベンスティールは芝コースに馬場入り 田中博康調教師「日本でしっかり仕上げていたので状態は大丈夫です」
三木俊幸
ⒸSPAIA(撮影:三木俊幸)
中内田充正厩舎2頭はオールウェザーコースを1周半
12月8日(金)の日本調教馬はゲート練習やパドックスクーリングに時間を割く馬が多かった。調教の様子や陣営のコメントを紹介する。
レーベンスティール
この日、唯一芝コースで馬場入りしたレーベンスティール。角馬場で乗り運動を行った後に芝コースを1周半し、その後はゲート練習へと向かった。田中博康調教師は「一日遅れましたが芝の感触を確かめられました。リズム良く走れていましたし、日本でしっかり仕上げていたので状態は大丈夫です」とのこと。
ローシャムパーク
同厩舎のローシャムパークは軽い乗り運動とゲート練習を行った。こちらについては「追い切り後もカイバ食いもよく、元気いっぱいです」とコメントしている。
ナミュール
角馬場で1時間の乗り運動を行った後に、パドックのスクーリングとゲート練習を行った。小川助手によると「スクーリングもゲートも順調にこなしてくれました」と語っている。
マッドクール
角馬場でほぐした後に、オールウェザーコースに入り1周、その後ゲート練習という内容。管理する池添学調教師は「芝は追い切りだけでしたが、十分気合いの乗った走りでした。馬はいつでもスイッチが入る状態です。ゲートはもともと問題ない馬ですし、落ち着いていました。明日は軽く体をほぐす程度にして競馬へ向かいたいと思います」
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ダノンザキッド
角馬場の後にオールウェザーコースに入り1周半。騎乗していた安田助手は「追い切り後、戦闘モードに入ったようで前向きさが出てきました。いい感じに仕上がっていると思います」とコメントした。
プログノーシス
角馬場からオールウェザーコースに入り1周半、その後ゲート練習に向かった。騎乗した清山助手によると「追い切り後も順調です。ゲート練習は今春の遠征時にゲートボーイをつけているので、気にする様子もありませんでした」とのこと。
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セリフォス
セリフォスもプログノーシスと同じ内容。松岡助手は「順調にきています。ゲート練習も問題ありませんでした。明日1日ありますが、このまま無事にいければと思います」と語った。
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ヒシイグアス
角馬場ダクを行った後にゲート練習、パドックスクーリングにも向かった。高橋助手は「追い切りを終えて多少体に緩さはありますが、少しフットワークは良くなってきています。ゲート練習、パドックスクーリングとも良い感じでできました。雰囲気は良いです」とコメントしている。
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ライタープロフィール
三木俊幸
編集者として競馬に携わった後、フリーランスとなる。現在はカメラマンとしてJRAや地方競馬など国内外の競馬場を飛び回りつつ、ライターとしても執筆している。
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