【香港国際競走】ゼッフィーロとソウルラッシュは芝コースで2頭併せ 枠順抽選会も行われる

三木俊幸

芝コースで調整を行ったゼッフィーロとソウルラッシュの2頭,ⒸSPAIA(撮影:三木俊幸)

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シャフリヤールは出走取消

12月7日(木)は前日に最終追い切りを済ませた馬たちも多く、検疫厩舎エリアの中での運動に止める馬が多かった。しかし芝コースで4頭、オールウェザーコースに2頭と合計6頭の日本調教馬が姿を現した。

芝コースでは池江泰寿厩舎のゼッフィーロ(香港ヴァーズ)とソウルラッシュ(香港マイル)が併せ馬。岩崎助手は「2頭併せで追い切りましたが、いずれも手応え良くシャープな動きでした。息遣いも問題ありません」とコメントしていた。

その直後に香港カップに出走予定のローシャムパーク、ヒシイグアスがそれぞれ単走で追い切り。ローシャムパークはラスト400m23.0をマーク。ヒシイグアスは、レースでも騎乗するJ.モレイラ騎手が手綱をとり、ラスト400m26.4を記録した。

12月10日の香港カップに向けて調教を行うローシャムパーク

ⒸSPAIA(撮影:三木俊幸)

12月10日の香港カップに向けて調教を行うヒシイグアス

ⒸSPAIA(撮影:三木俊幸)


オールウェザーコースには香港ヴァーズに出走予定のレーベンスティールと、香港スプリントに出走するジャスパークローネが姿を現した。レーベンスティールはギャロップで馬場を1周半の調整を消化。穂苅助手は「日を追うごとに状態は良くなっています。田中博康調教師がチェックして今日はオールウェザーでの調教することを決めました」とコメントしていた。

12月10日の香港ヴァーズに向けて調教を行うレーベンスティール

ⒸSPAIA(撮影:三木俊幸)

12月10日の香港スプリントに向けて調教を行うジャスパークローネ

ⒸSPAIA(撮影:三木俊幸)


また残念なニュースとして香港ヴァーズに出走予定だったシャフリヤールが、主催者によって健康上の問題があると判断されたため、出走取消となった。

香港カップのプログノーシスは6番ゲート

12月10日の香港国際競走の枠順抽選会の様子

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調教後には枠順抽選会が行われ、各レース以下のとおりに決定した。
※()の数字がゲート番

【香港ヴァーズ】
1(8)ジュンコ
2(3)セニョールトーバ
3(2)ゼッフィーロ
4(9)ファイブジーパッチ
5(6)ウエストウインドブローズ
6(4)ラシティブランシュ
7(5)ジェラルディーナ
8(7)レーベンスティール
9(1)ウォームハート

【香港スプリント】
1(5)ラッキースワイネス
2(3)ウェリントン
3(7)マッドクール
4(6)サイトサクセス
5(4)ビクターザウィナー
6(1)イソップスフェイブルズ
7(10)デュークワイ
8(8)ジャスパークローネ
9(2)ラッキーウィズユー
10(9)ハイフィールドプリンセス

【香港マイル】
1(14)ゴールデンシックスティ
2(3)カリフォルニアスパングル
3(10)ダノンザキッド
4(4)セリフォス
5(11)ソウルラッシュ
6(13)トリバリスト
7(5)ビューティーエターナル
8(6)ビューティージョイ
9(2)リムズコジオスコ
10(8)ヴォイッジバブル
11(1)エンカウンタード
12(9)カイロ
13(12)ナミュール
14(7)ディヴィーナ

【香港カップ】
1(10)ルクセンブルク
2(7)ロマンチックウォリアー
3(6)プログノーシス
4(11)ローシャムパーク
5(2)ヒシイグアス
6(8)マネーキャッチャー
7(3)ストレートアロン
8(9)ソードポイント
9(4)ニンブルニンバス
10(5)チャンピオンドラゴン
11(1)オリゾンドレ

ライタープロフィール
三木俊幸
編集者として競馬に携わった後、フリーランスとなる。現在はカメラマンとしてJRAや地方競馬など国内外の競馬場を飛び回りつつ、ライターとしても執筆している。

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