【香港国際競走】プログノーシスは川田将雅騎手騎乗でラスト400mを24.1 日本調教馬14頭が馬場入り
三木俊幸
ⒸSPAIA(撮影:三木俊幸)
芝コースでは8頭が追い切り
香港の沙田競馬場には今週末の12月10日(日)に行われる香港国際競走に向けて、海外から多数のメディアが続々と集結。6日(水)の朝は14頭の日本馬が香港国際競走に向けて調教を行った。
中内田充正厩舎の2頭はともに川田将雅騎手が騎乗して、芝コースで追い切られた。日本馬の中で最初に登場した香港カップに出走するプログノーシス。ラスト400mで24.1をマークするなど、順調さがうかがえる内容だった。
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プログノーシスが検疫厩舎エリアに戻ると同時に川田騎手はすぐに香港マイルに出走するセリフォスに乗り替えて再び芝コースへ。こちらも単走で追い切られてラスト400mが23.3。休み明けを一度使われた上積みは間違いなくありそうだ。
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その他芝コースで追い切ったのは、香港スプリントに出走予定のマッドクールに加えて香港マイル組のナミュールとディヴィーナ、ダノンザキッド。これら4頭は調教助手が騎乗した。香港ヴァーズに向けては北村友一騎手がジェラルディーナ、西塚洸二騎手がシャフリヤールに騎乗して芝で追い切りを行い、シャフリヤールはラスト400mで23.9という末脚を披露した。
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この中でディヴィーナとシャフリヤールは追い切り後にそのままパドックへと向かい、スクーリングも行っている。
AEコースでは6頭が軽めの調整
オールウェザーコースでは香港カップに出走するローシャムパークとヒシイグアス、香港ヴァーズ組のレーベンスティールとゼッフィーロに加えて、香港マイルのソウルラッシュ、香港スプリントのジャスパークローネが軽めの調整。ヒシイグアス、ゼッフィーロ、ソウルラッシュ、ジャスパークローネはパドックのスクーリングも併せて行い、日本からの遠征馬14頭が馬場へと姿を現した一日だった。
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また今夜、ハッピーバレー競馬場では「2023ロンジン・インターナショナル・ジョッキーズ・チャンピオンシップ」(IJC)が行われ、JRA所属の川田将雅騎手をはじめ、現在短期免許で来日中のT.マーカンド騎手、H.ドイル騎手、B.ムルザバエフ騎手なども出場予定で楽しみだ。
ライタープロフィール
三木俊幸
編集者として競馬に携わった後、フリーランスとなる。現在はカメラマンとしてJRAや地方競馬など国内外の競馬場を飛び回りつつ、ライターとしても執筆している。
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