【阪神JF】デビューした時期と距離が予想のヒントに ローテーションに見られる特徴は
SPAIA編集部
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1600m以上での早期デビューが吉
2023年12月10日に阪神競馬場で開催される阪神JF。京王杯2歳S勝ちのコラソンビートや新潟2歳Sの覇者アスコリピチェーノ、アルテミスS2着サフィラなどが中心になりそうだ。ここではローテーションに見られる特徴を探っていく。
過去10年の優勝馬を見ると、10頭中9頭が8月以前にデビューしていた。初出走が8月までの組は【9-7-7-107】複勝率17.7%で、9月以降だと【1-3-3-41】同14.6%。好走率にそれほど大きな差はないが、好走馬の多くが早期デビュー組だった。
8月以前、1600m以上のレースでデビューした馬が【9-5-4-40】。先の大舞台を見据える距離で使い出された馬が好成績を収める傾向にある。阪神JFで3番人気以内に支持されれば【7-3-0-6】勝率43.8%、複勝率62.5%とさらに優秀だ。該当する可能性が高いのはコラソンビートとサフィラ。特にサフィラは全兄に朝日杯FS勝ちのサリオスがいて、しかも過去10年で5勝を挙げるアルテミスS組。血統面でもデータ面でも期待できる。
9月以降にデビューした組なら、「2戦2勝」の馬が【1-2-1-5】複勝率44.4%。これにはカルチャーデイ、スプリングノヴァ、プシプシーナが該当する。この3頭からは新馬戦が1600mで、フルゲートのレース経験もあるプシプシーナに注目したい。
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