【チャンピオンズC】昨年はスペシャルウィークの血を引く馬がワンツー アーテルアストレアに流れ向く
SPAIA編集部
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スペシャルウィークの流れが続く
2023年12月3日に中京競馬場で行われる第24回チャンピオンズC。歴代の連対馬の血統表を眺めていると、ダートの中距離GⅠらしく、母系にスタミナ寄りの種牡馬をかけられている馬が多かった。また、ここ数年はキングカメハメハの血を引く馬の活躍が目立っており、2020年1着、2021年2着のチュウワウィザード(父キングカメハメハ)、2022年1着馬ジュンライトボルト(父キングカメハメハ)、同年2着クラウンプライド(母父キングカメハメハ)らがそれに該当する。
その2022年だが、1着馬ジュンライトボルトは母の父がスペシャルウィーク、2着馬クラウンプライドは父がスペシャルウィーク系リーチザクラウンだった。同じ傾向が連続で続く可能性が高いとみて、リーチザクラウンを父に持つアーテルアストレアに注目したい。
クラウンプライドと違ってキングカメハメハの血は持っていないが、母系にホワイトマズルの血を内包するのは同じ。ホワイトマズルは、このレースの前身ジャパンカップダートを勝ったニホンピロアワーズを輩出しており、ダート中距離への適性は証明済み。クラウンプライドとの「リーチザクラウン産駒のワンツー」の可能性も、十分考えられるだろう。
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