【エリザベス女王杯】母の宿敵の娘を打ち破れ スピード血脈多いディヴィーナ
SPAIA編集部
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京都適性は高い
2023年11月12日に京都競馬場で第48回エリザベス女王杯が行われる。サンデーサイレンスやグラスワンダーなどHail to Reason系の種牡馬を父に持つ馬が活躍し、逆にキングカメハメハなどKingmambo系の種牡馬が苦戦している傾向。また、同じ着順のリピーターが多いレースでもある。それらを踏まえれば、昨年の勝ち馬ジェラルディーナが連覇する可能性は高いように思うが、それを阻止するならディヴィーナではないかと考えている。
ディヴィーナはジェラルディーナと同じモーリス×ディープインパクトという配合。ディヴィーナの方がスピード血脈を多く含み、昨年の舞台の阪神ならジェラルディーナ、今年の京都ならディヴィーナの方が適性は高い。ちなみに、ジェラルディーナの母ジェンティルドンナと、ディヴィーナの母ヴィルシーナは同世代。ジェンティルドンナが牝馬三冠を達成したのに対し、ヴィルシーナは三冠すべて2着。世代を経て、後塵を拝してきた母の悔しさを晴らしてくれるはずだ。
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