【菊花賞予想印まとめ】ソールオリエンス、ハーツコンチェルトに本命印2つずつ 人気馬にも懸念点あり波乱含みか
SPAIA編集部
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「最も強い馬」は?
2023年10月22日に京都競馬場で行われる菊花賞(GⅠ・芝3000m)。クラシック三冠のうち「最も強い馬が勝つ」と言われるレースだ。皐月賞馬ソールオリエンスとダービー馬タスティエーラ、そして神戸新聞杯勝ち馬サトノグランツの3頭が人気を集めそうだが、SPAIA予想陣6人はどの馬を高く評価したのか。見解とともに見ていこう。
ソールオリエンスを本命にしたのは2名。データ予想の門田光生氏は、「前走1番人気」の好データを満たし、「セントライト記念2着馬」が近5年で【1-1-1-0】(不出走2頭)と全て馬券に絡んでいることから強く推す。
ほかに本命印が2つついたのはハーツコンチェルト。京都大学競馬研究会は「道中で位置を上げ4角で前にいる」ことが菊花賞の好走パターンとし、ダービーの内容から同馬を高く評価した。ハーツクライ産駒は当レースと相性が悪い(出走16頭中、好走したのは11年2着のウインバリアシオンのみ)と言われているが、それについては単にスワーヴリチャードやドウデュースといった春クラシック好走馬が菊花賞に出ていないことが原因と見たようだ。
タスティエーラとサトノグランツには本命印が1つずつついた。ただし、門田氏は「前走1着の関東馬」は割引というデータからタスティエーラをノーマークにしている。一方で京大競馬研はソールオリエンスを無印。道中で動かせるほどのスタミナがないという見解だ。上位人気馬が必ずしも盤石とはいえず、波乱の余地もありそうだ。
AI予想エンジンKAIBA
◎タスティエーラ
◯サトノグランツ
▲ノッキングポイント
△リビアングラス
×ソールオリエンス
京都大学競馬研究会
◎ハーツコンチェルト
◯ドゥレッツァ
▲ショウナンバシット
△タスティエーラ
×サトノグランツ
×ノッキングポイント
東大ホースメンクラブ
◎サトノグランツ
◯ソールオリエンス
▲タスティエーラ
△ノッキングポイント
×サヴォーナ
×ファントムシーフ
坂上明大(血統分析)
◎ソールオリエンス
◯ドゥレッツァ
▲タスティエーラ
△サトノグランツ
×マイネルラウレア
×ハーツコンチェルト
☆トップナイフ
門田光生(データ予想)
◎ソールオリエンス
◯ハーツコンチェルト
▲ナイトインロンドン
×サヴォーナ
×サトノグランツ
×ファントムシーフ
編集部競馬班
◎ハーツコンチェルト
◯サヴォーナ
▲トップナイフ
△ソールオリエンス
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