【秋華賞】トレンドは「直行」、相手は紫苑S組から ローテーションに見られる特徴は
SPAIA編集部
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時代とともに変わるトレンド
2023年10月15日に京都競馬場で開催される秋華賞。注目はなんといっても三冠にリーチをかけたリバティアイランドだ。三冠牝馬のアーモンドアイやデアリングタクトと同じく、オークスから直行で本番に挑む。やはり頭はリバティアイランドしかいないのか。ローテーションに見られる特徴を探っていく。
過去10年のなかでも主流のローテーションに変化が見られている。2015年以前はローズS組が中心だったが、16、17年は紫苑S組が勝利。18年以降はオークスから直行した馬が5年で4勝と大活躍だ。12年にジェンティルドンナが当時「王道」だったローズSから三冠を達成したことがもはや懐かしい。
前走オークス組は【4-1-1-15】で、なかでも同3着以内だった馬は【4-1-1-3】勝率44.4%と結果を残している。今年ならリバティアイランドとハーパーが該当するが、この2頭なら前走の着差から考えてリバティアイランドの頭は堅いと言わざるを得ない。
相手候補はひとつ前の流行ローテ、紫苑S組からピックアップ。紫苑S組(16年のGⅢ昇格以降)のうち、オークスで上がり5位以内を記録していた馬は【2-2-0-0】で、今年はヒップホップソウルが該当する。前走は緩みないペースのなか先行し、直線では先頭に立って押し切り寸前まで持ち込んだ。最後の最後でモリアーナに差されたが、ほかの逃げ先行勢が大敗していたところをみるに強い競馬と言える。春の経験を糧にここでも活躍できるか注目だ。
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