【フィリーズレビュー予想まとめ】イティネラートル、トラベログなど人気薄台頭の予感　マイル経験馬が有利な一戦

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大混戦を断つのはどの馬か

2023年3月12日に阪神競馬場で行われるフィリーズレビュー（GⅡ・芝1400m）。先週のチューリップ賞は阪神JFの5着以内馬がいない異例のメンバーだったが、こちらに至ってはひと桁着順馬すらいないという顔合わせになった。この難解なトライアルレースで、SPAIA予想陣4人はどの馬に本命印を打ったのか紹介していく。

4者の本命はどれも上位人気という感じではなく、高配当を狙った予想といえそうだ。AI予想エンジンKAIBAの本命トラベログは、デビュー2戦2勝の関東馬。1200mの新馬戦を勝ち、マイルの菜の花賞を逃げ切り。距離不安がないのは強調点だ。データ予想の門田光生氏はイティネラートルを中心に据える。こちらは阪神JF13着だが、前半3F33.7秒の超ハイペースを先行しては仕方のない敗戦だった。10年で4勝を挙げる「社台ファーム」の生産馬というデータも後押しする。

京大競馬研はサラサハウプリティ。つわぶき賞ではダルエスサラームやモズメイメイ、ユリーシャといった強敵相手に善戦しての6着。展開次第で浮上の余地はある。

編集部競馬班は有利であろう「内枠の差し」に期待してイコノスタシスをチョイスした。難解ではあるが、展開がどうあれ距離延長馬が苦戦して、阪神JF組を中心としたマイル経験馬が上位台頭する、というのが例年のこのレースの傾向。今年もその典型的な決着を期待したいものだ。

AI予想エンジンKAIBA
◎トラベログ
◯ポリーフォリア
▲シングザットソング
△ジューンオレンジ
×ルーフ

京都大学競馬研究会
◎サラサハウプリティ
◯シングザットソング
▲イコノスタシス
△ブトンドール
×プウスカンドゥール
×イティネラートル

門田光生（データ予想）
◎イティネラートル
◯ポリーフォリア
▲シングザットソング
△ムーンプローブ
×トラベログ

編集部競馬班
◎イコノスタシス
◯ブトンドール
▲イティネラートル
△リバーラ
×ポリーフォリア
☆サラサハウプリティ

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