【マイルCS】父母ともに年度代表馬の超良血 ダノンスコーピオンが頂点へ

SPAIA編集部

ダノンスコーピオンの血統,ⒸSPAIA

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父母も年度代表馬の超良血

2022年11月20日に行われる第39回マイルCS。ここ2年は阪神競馬場で行われており、母系にスタミナ寄りの血統を持つ馬が好走している。ただ、もともとマイルという距離はスピード、スタミナの両方が必要と言われており、どちらか一方でも欠けていると戴冠は難しくなる。

ダノンスコーピオンの血統,ⒸSPAIA


今回の注目はロードカナロア産駒のダノンスコーピオン。マイルCSといえばディープインパクト産駒が強さを発揮しているが、キングカメハメハ系も2011年2着フィフスペトル(父キングカメハメハ)、2017年エアスピネル(父キングカメハメハ)、2018年1着ステルヴィオ(ロードカナロア)と、一定の結果は残している。

母の父Sligo BayはSadler's Wells系、祖母の父In ExcessはGrey Sovereign系の中距離馬で、父からスピードを、母系からスタミナをバランスよく取り入れた良配合。上記に名前が出たステルヴィオの母父ファルブラヴはFairy King産駒。Sadler's WellsとFairy Kingは全きょうだいなので、似たような組み合わせでもある。また、父は2013年のJRA年度代表馬、母レキシールーは2014年カナダの年度代表馬。世界をまたぐ超良血馬がマイルの頂点に立つ。



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