【エリザベス女王杯予想まとめ】3歳スタニングローズ、ナミュールか伏兵の台頭か 昨年に続き混戦模様
SPAIA編集部
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確たる主役不在
2022年11月13日に阪神競馬場で行われるのはエリザベス女王杯(GⅠ・芝2200m)。昨年は掲示板に入った5頭全てが7番人気以下という目の覚めるような大波乱の決着となった。今年も確たる主役はおらず、難解なレースとなりそうだが、SPAIA予想陣の印はどうなったか見ていこう。
混戦を象徴するように5者とも本命は分かれたが、僅差で最上位の評価となったのはイズジョーノキセキ。京都大学競馬研究会は、府中牝馬Sでソダシを撃破したスピードと、消耗戦になった昨年のエリザベス女王杯で5着に入ったスタミナ、両面がバランスよく問われるレースになると見たようだ。
ほか、AI予想エンジンKAIBAがスタニングローズ、東大ホースメンクラブがナミュールと3歳勢を推した一方、データ予想の門田光生氏、血統解説を掲載している坂上明大氏はそれぞれアンドヴァラナウト、ウインマリリンと古馬の伏兵勢を本命に指名している。
注目の三冠牝馬デアリングタクトだが、坂上氏の対抗評価以外はいずれも控えめな印に。東大HCは、過去10年のエリザベス女王杯で「前走1.0秒以上負けていた馬」が【0-0-0-20】と全滅している点を指摘している。繋靭帯炎を発症してから苦境が続く女王の復活か、イキのいい3歳勢が世代交代を告げるか、それとも伏兵の台頭か。麗しき牝馬18頭の戦いを目に焼き付けたい。
AI予想エンジンKAIBA
◎スタニングローズ
◯ナミュール
▲デアリングタクト
△テルツェット
×ピンハイ
東大ホースメンクラブ
◎ナミュール
◯イズジョーノキセキ
▲スタニングローズ
△ジェラルディーナ
×ウインマリリン
京都大学競馬研究会
◎イズジョーノキセキ
◯ジェラルディーナ
▲ルビーカサブランカ
△ナミュール
×デアリングタクト
×ウインマリリン
門田光生(データ予想)
◎アンドヴァラナウト
◯イズジョーノキセキ
▲ジェラルディーナ
△スタニングローズ
×ナミュール
×マジカルラグーン
坂上明大(血統分析)
◎ウインマリリン
◯デアリングタクト
▲アカイイト
△ピンハイ
×イズジョーノキセキ
×ナミュール
☆アンドヴァラナウト
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