【日本テレビ盃展望】距離短縮、斤量魅力のペイシャエス

SPAIA編集部

イメージ画像,ⒸSPAIA(撮影:三木俊幸)

ⒸSPAIA(撮影:三木俊幸)

JBCクラシックへの重要ステップ

2022年9月28日に船橋競馬場で行われる日本テレビ盃(JpnⅡ・ダート1800m)。1着馬にはJBCクラシックへの優先出走権が与えられる。名実ともに来月の大一番に向けた重要ステップである。今年はJRAからの4頭を迎え、14頭で争われる。

混戦模様だが、最有力は3歳馬ペイシャエスか。着外に敗れたレースもあってキレイな戦績とはいえないが、着実に力をつけ、ユニコーンS1着、ジャパンダートダービー2着と世代トップクラスに登りつめてきた。今回はノットゥルノとの再戦になるが、別定で斤量が2キロ有利になる。距離が短くなることもこちらに分があるだろう。

昨年の覇者サルサディオーネは、左回りで逃げるとめっぽうしぶとい。近5走で先着された延べ4頭のうち、3頭はかしわ記念の勝ち馬で本年快進撃のショウナンナデシコ。相手が悪かった。同型不在でスンナリと自分の形に持ち込めそうだ。

以下、体調面に不安があった大井記念15着からの立て直しを図るミューチャリーや、JDD勝ち馬だが斤量55キロが課題のノットゥルノ、UAEダービーを制したクラウンプライドなど役者がそろった。盛岡での決戦へ、最良の結果で駒を進めるのはどの馬になるだろうか。

《関連記事》
【地方競馬対談】森泰斗騎手と語る! 南関東でトップを走り続ける原動力、船橋の砂厚、そして日本テレビ盃
【地方競馬対談】JRA・森秀行調教師と語る! 「ダート三冠革命」と地方所属騎手、そしてクラスターC
【地方競馬対談】ジャパンダートダービーを元・大井所属ジョッキーと語る! 中央馬の評価、地方勢の最有力馬は?

おすすめ記事