【中央競馬】先週8月27,28日のレース傾向総まとめ

SPAIA編集部

イメージ画像,ⒸSPAIA

ⒸSPAIA

先週の傾向はこれでバッチリ!

今週でいよいよ夏競馬も最終週。小倉・新潟・札幌の3場ともラストウィークとなる。先週末に行われた72レースの傾向を復習していこう。

◆騎手
戸崎圭太騎手:先週の成績【8-2-0-8】
土日ともに4勝ずつを挙げて週間8勝とした戸崎騎手。2歳馬では重賞を含む4勝、3歳馬で4勝と若駒での活躍が目立ち、3歳未勝利は2戦してどちらも勝利という殊勲の騎乗を見せた。条件別ではダート1200m【2-1-0-0】を特記しておきたい。

武豊騎手:先週の成績【3-2-3-5】
ワールドオールスタージョッキーズ(WASJ)優勝を果たした武豊騎手。その4戦を含めほとんどが乗り替わりという状況だったが、複勝率61.5%の好成績を残した。特に芝レースでの馬場読みが冴えわたり、単勝オッズ6倍未満の馬に騎乗したケースは【1-2-3-0】と全て馬券に絡んでいた。

◆脚質・枠順
新潟芝:差しやや優勢
馬場の外目に持ち出されての追い比べが多かった新潟の芝。全体的にはやはり差しがよく届いており、上がり最速馬が13戦中6勝。1200m以下のレースを除くと【6-1-3-1】で、序盤のポジションはどうあれラスト3Fで逆転可能という状態だった。また、「距離延長組を除く前走上がり最速馬」は【2-3-0-6】で連対率45.5%となっており、距離不安なく末脚に長けたタイプはやはり好調だった。

小倉芝:内枠が盛り返す
一時期は内が伸びなくなっていた小倉芝だが、先週は時計も速く、内を通った馬の活躍が目立っていた。中でも2枠は連対率52.6%、単勝10番人気以下の3頭と地方からの遠征馬を除けば【4-6-0-5】とさらに上昇。反対に6~8枠も5勝と善戦はしたものの、6番人気以下で【0-0-2-36】と妙味がなく、馬券的には頼りなかった。

◆血統
キズナ産駒:先週の成績【7-3-2-12】
産駒が大挙24頭出走し、7勝の固め打ちを見せたキズナ。芝で5勝を挙げ、特に札幌芝では【3-0-1-0】という素晴らしい成績を収めた。

キレキレだった自身の現役時代とは違い、ディープボンドやアカイイトなど消耗戦に強い産駒を多く出すキズナは、札幌と函館の洋芝レースで通算の単回収率153%と大幅な黒字域。また、JRA獲得賞金上位5頭(上記2頭+ソングライン、ファインルージュ、マルターズディオサ)のうち4頭が牝馬という“フィリーサイアー”であり、牝馬に限れば単回収率203%とさらに妙味が増す。今週も札幌芝にキズナ牝馬が出ていれば注目だ。

◆特注条件
◎武豊騎手×単勝オッズ6倍未満
◎キズナ産駒の牝馬×札幌芝



《関連記事》
【新潟記念】ハイブリッド式消去法でサンレイポケットは消し 本命候補はエヒトなど3頭
【新潟記念】サマーシリーズ転戦組はハンデに要注意! 七夕賞勝ちエヒト、斤量増も歓迎材料
【小倉2歳S】今年も出るか、クラシック有力馬! 最有力はミカッテヨンデイイ、対するプロトポロス、ロンドンプラン

おすすめ記事