【スパーキングサマーC展望】11戦連続馬券圏内のスマイルウィが最有力

SPAIA編集部

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ⒸSPAIA(撮影:三木俊幸)

川崎、夏のマイル祭り

2022年8月25日に川崎競馬場で行われるスパーキングサマーカップ(SⅢ・ダート1600m)。南関東競馬において近年特に層の厚いマイル戦とあって、今年も好メンバーが集結した。

なかでも中心となるのはスマイルウィ。昨年の4月からは11戦連続(競走除外除く)の馬券圏内とメキメキ力をつけている5歳牡馬。京成盃グランドマイラーズではカジノフォンテン、ギガキング、モジアナフレイバー、グレンツェント、ティーズダンクら超強力メンバーを破って本格化を印象付けた。他にも逃げ先行勢は多いが、差す競馬での好走歴もあり、展開に応じて柔軟に形を変えられるだろう。休み明けで58キロ、初の右回りだった前走よりは条件が一気に好転する。

3連勝中のファルコンビークも有力。2走前に同コースで行われた川崎マイラーズは2ハロン目に11.5を、5ハロン目に11.4を刻むハイペースの中、2番手から押し切った。2月にはスマイルウィとの直接対決で0.8秒差の2着に敗れていること、前走で1400m戦を使ったことによる折り合い面への影響は気になるところだが、やはり川崎コースで内枠の先行馬は軽視できない。

以下、トライアルを勝ったジョーパイロライト、かつて同コースでJpnⅠ全日本2歳優駿を制したヴァケーションとアランバローズなどが連下候補。穴ではメモリーコウ。牡馬との対戦にはなるが、最内枠を生かしてロスなく立ち回っての差しができれば、展開的には最も恵まれそうだ。



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