【AI予想回顧】関屋記念はウインカーネリアンが3連勝で重賞初制覇 サマーマイルシリーズ2勝目

SPAIA編集部

2022年関屋記念優勝馬ウインカーネリアン,ⒸSPAIA

ⒸSPAIA(撮影:三木俊幸)

サマーマイルシリーズ2勝目

先週末の8月14日(日)、新潟競馬場では関屋記念(GⅢ・芝1600m)、小倉競馬場では小倉記念(GⅢ・芝2000m)が行われた。AI予想エンジンKAIBAの注目馬の結果はどうだったのか振り返っていこう。

まずはサマーマイルシリーズ第3戦・関屋記念から見ていく。AIの本命はスカイグルーヴ。「前走東京コース」、「前走2番人気」、「ノーザンF生産」という過去10年の好データに加えて、同レースで【1-0-1-0】と好成績のルメール騎手が騎乗するという点にも期待した。

当日の早朝に雨が降り馬場状態は稍重。午後に入っても雨が降ったり止んだりが続いたが、レース時に空から雨粒が落ちてくることはなかった。

好スタートを切ったウインカーネリアンの内からハナを主張したのはシュリ。その直後にゴールデンシロップとピースワンパラディ、スカイグルーヴが続くという展開で、800mの通過が48.4というスローペースだった。

そのまま直線に入ると各馬横に広がっての追い比べ、中団にいたワールドバローズやイルーシヴパンサーなども進出を開始するが、先行馬の脚色は衰えず。

外ウインカーネリアン、内シュリの2頭による追い比べが続いたが、残り50mでウインカーネリアンが振り切り、3/4馬身差で勝利。重賞初制覇を達成し、米子Sに続くサマーマイルシリーズ2勝目。王者の座を大きく手繰り寄せる勝利にもなった。

3着はダノンザキッド。道中6番手から上がり最速32.6で追い上げるも、勝ち馬に上がり32.9を使われては仕方ないという内容。本命だったスカイグルーヴは3着から0.2秒差の4着という結果に終わった。

ウインカーネリアン,ⒸSPAIA(撮影:三木俊幸)

ⒸSPAIA(撮影:三木俊幸)

馬群を割って伸びるも3着

サマー2000シリーズ第3戦の小倉記念は、夏の小倉開催後半戦の開幕週に行われた。AIは「4歳」、「前走鳴尾記念」、「前走差し」という好データに着目してジェラルディーナが本命だった。

スタート直後の1周目、正面スタンド前では各馬がずらっと横に広がる先行争いとなったが、1角では決着がつきシフルマンがレースの主導権を奪った。2番手にショウナンバルディ、3番手にタガノディアマンテと続く中で、ジェラルディーナは中団9番手からレースを進めた。

1000m通過は58.9と小倉芝2000mにしては速いペース。先頭から最後方まで一団で3角へ差しかかると、後方にいたダブルシャープが2番手までポジションを押し上げ、シフルマンの鞍上・西村淳也騎手の手も動き始める。

それを尻目にマリアエレーナがスルスルと2頭の間から手応えよく進出し、4角で先頭に立った。直線に向くと後続を引き離していき、そのまま5馬身差で重賞初制覇を飾った。

2着争いは際どくなったが、大外から伸びたヒンドゥタイムズが先着。ジェラルディーナも馬群を割って伸びてきたものの、ハナ差及ばずの3着まで。それでも予想は◯×◎で3連複66.9倍が的中した。


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