【中央競馬】先週6月18,19日のレース傾向総まとめ

SPAIA編集部

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先週の傾向はこれでバッチリ!

今週末の中央競馬は引き続き東京・阪神・函館での3場開催。先週末に行われた72レースの傾向をおさらいしていこう。

◆騎手
横山武史騎手:先週の成績【5-2-3-8】
得意の北海道シリーズ、函館競馬場に戦場を移して好調の横山武騎手。芝1200m、ダート1000m併せて【3-1-3-3】と、短距離戦での活躍が目立った。今週は宝塚記念でエフフォーリアに騎乗予定。北の大地で付けた勢いを味方に、GⅠ勝利を飾れるか。

M.デムーロ騎手:先週の成績【1-3-4-7】
勝利は1度だけだったが、人気薄で再三の好騎乗を見せ、複勝率53.3%を残したデムーロ騎手。こちらも特に短距離戦で結果を出し、1400m以下では【1-2-2-2】、複回収率211%と大暴れだった。宝塚記念ではマイネルファンロンに騎乗予定。昨年は新潟記念で大穴を開けた相棒とともに、再びの波乱演出なるか。

◆脚質・枠順
阪神芝:先行有利
開幕週らしい前残りだった阪神芝。12戦の勝ち馬は全て4角5番手以内で、同6番手以下は【0-2-4-83】と悲惨な成績だった。

また、枠順には面白い傾向が見られる。内回りの5戦は1~4枠が4勝、5~8枠が1勝と、内枠有利。一方、外回りの7戦は全て5~8枠の馬が勝っており、圧倒的に外枠有利だった。同じ競馬場でありながら真逆の傾向となっていることに注意したい。

東京ダート:内有利
ユニコーンSではゴール前で内から浮上した馬が1~3着を占めるなど、やや内有利の感があった東京ダート。12戦中、1枠と2枠だけで6勝を挙げている。また、大波乱となった土曜メイン・スレイプニルSも8枠→5枠の決着ながら、連対した2頭はどちらも4角まで内ラチ沿いを通っていた。逃げ馬や内枠が狙い目になりそうだ。

◆血統
エスポワールシチー産駒:先週の成績【3-0-1-1】
ペイシャエスがユニコーンSを制し、産駒のJRA重賞初制覇となったエスポワールシチー。地方所属ではイグナイター(交流重賞2勝)、ヤマノファイト(羽田盃)、ヴァケーション(全日本2歳優駿)などが出ているだけに、むしろ勝っていなかったのが意外という印象もある。

先週の出走産駒で唯一の着外は道営所属から芝2勝クラスに挑戦した馬であり、ダートに限れば4頭全てが馬券に絡む活躍だった。通算成績でも先週から開幕した阪神コース、そのダート1800mでは勝率2割超、単回収率200%と相性バツグン。今週以降も当該コースに出てくる産駒は買っておくのが吉だろう。

◆特注条件
◎横山武史騎手×1200m以下
◎エスポワールシチー×阪神ダ1800m



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