【オークス】忘れな草賞圧勝アートハウスは好勝負必至 ローテーションに見られる特徴は

SPAIA編集部

オークス過去10年の優勝馬ローテーションアイキャッチ,ⒸSPAIA

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桜花賞組vs別路線組

2022年5月22日に牝馬第二冠のオークスが行われる。桜花賞1、2着のスターズオンアース、ウォーターナビレラに、距離延長で反撃を期する2歳女王サークルオブライフなども出走予定だ。

しかし、何せ今年の桜花賞は1~10着まで0.3秒差の大接戦。抜けた存在は1頭もおらず、別路線組も含めて吟味の必要があるだろう。ローテーションに見られる特徴を探っていく。


オークス過去10年の優勝馬ローテーション,ⒸSPAIA



過去10年で優勝馬の前走レースをみると、桜花賞組が7勝、忘れな草賞組が2勝、フローラS組が1勝。

出走頭数が極めて多い桜花賞組は、トータルでは単回収率65%、複回収率39%。やみくもに狙うのではなく、好条件を探す必要がある。あくまで一例だが、桜花賞で「5番人気以内かつ上がり3位以内」ならば【5-2-1-2】と安定感抜群。今年はサークルオブライフとプレサージュリフトがいる。

別路線組は「前走が1800m以下」だと【0-1-0-34】。スイートピーS1着から本番2着だったカレンブーケドール以外は全滅している。穴人気になりがちなフラワーC組なども軽視が妥当だ。

また「前走2000m以上、0.5秒差以上で勝ち」は16年2着チェッキーノと、19年1着ラヴズオンリーユーがいる。1986年以降に広げても【2-1-2-2】複勝率71.4%。忘れな草賞を圧勝したアートハウスはこれに該当しており、桜花賞組を撃破する資格は十二分にある。



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