【菊花賞】ディープインパクト産駒3連勝中! 母系にサドラーズウェルズ持つレッドジェネシスに注目

SPAIA編集部

レッドジェネシス血統

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距離延長でさらによさが出る

2021年10月24日に阪神競馬場で行われる、第82回菊花賞。昨年はコントレイルがここを勝って三冠達成。同時に、ディープインパクト産駒の3連勝となった。

母の父ディープインパクトの活躍も目立っており、2017年の1着馬キセキ(父ルーラーシップ)、そして昨年の2着馬アリストテレス(父エピファネイア)がそれに該当。ディープ産駒が苦戦しているスプリント路線とは対照的である。能力が抜けすぎていて万能タイプとなっているが、母系に入っているBustedの血が示すように、競走馬としても、そして種牡馬としても、本質はステイヤーだと思っている。

レッドジェネシス血統


今回もディープインパクトの血を引く馬が多数出走しているが、中でも注目は京都新聞杯を勝ったレッドジェネシス。ディープ×Storm Catという成功例の多い配合で、2015年の菊花賞2着馬リアルスティールもその1頭。

リアルスティールはその後、長距離ではなく中距離路線で大活躍するのだが、これは母系にスタミナ血脈が薄かったことが要因だろう。レッドジェネシスは祖母の父に入るSadler's Wellsでスタミナを強化。距離延長はきっと吉と出るはずだ。

ディープインパクト産駒以外で気になるのはタイトルホルダー。姉のメロディーレーンが菊花賞に挑戦して5着と善戦したように、母系のスタミナはメンバー随一。消耗戦になるようなら大きく浮上してきそうだ。

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