【帝王賞】「前走かしわ記念組」が近10年4勝 ミッキーファイトが連覇へ視界良好

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上半期のダート総決算
1日(水)、帝王賞(ダート2000m・JpnⅠ)が大井競馬場で実施される。連覇に挑むミッキーファイトをはじめ、昨年の東京大賞典を制した大井のディクテオン、川崎記念でJpnⅠ初制覇を飾ったカゼノランナー、過去2年の東京ダービー馬ラムジェットとナチュラルライズなど、上半期のダート総決算にふさわしい実績馬が集結した。
まずは予想の前に過去10年のレース傾向を振り返っていく。


人気別では1番人気が【1-4-2-3】と勝ち星こそ少ないが、連対率や複勝率の観点からは安定感がある。2番人気は【3-1-2-4】で勝率トップ。3番人気は【2-1-1-6】複勝率40.0%と上位人気馬の活躍が目立つ。

所属別ではJRAが全10勝を含む19連対(栗東16、美浦3)と圧倒的にリード。地方馬は大井のノンコノユメ(2021年2着)の1連対だけ。

年齢では4歳馬が5勝を含む8連対でトップ。5歳馬が7連対(3勝)で続く。以下、6歳馬と7歳馬が各2連対、9歳馬が1連対だった。
実績面では連対馬20頭中14頭が大井2000mでの連対実績を持っており、残る6頭のうち4頭は大井初出走だった。また、連対馬の脚質は【逃げ0 先行12 差し6 追込2】と、好位で立ち回れる馬が好走している。
キャリア【7-3-2-0】の堅実さが魅力
◎ミッキーファイト
美浦所属の5歳馬。昨年は帝王賞とJBCクラシックを制し、国内ダートではトップクラスの実力を示した。直近2走の東京大賞典、かしわ記念ともにゴール前でかわされて2着だったが、これまで【7-3-2-0】の堅実さは大きな魅力だ。
好データに挙げた「大井2000mでの連対実績」を持つほか、前走かしわ記念組が過去10年で4勝と好相性。東京大賞典のリベンジを果たしての連覇に期待したい。
◯アウトレンジ
栗東所属の6歳馬。クビ差2着だった昨年の雪辱に燃える。こちらも大井2000mでの連対実績があり、先行差しと自在に立ち回れる点は大きな強み。さらに、前走1着馬は過去10年で5勝を挙げている点はプラスだ。
また5月に移行した名古屋グランプリ組は、2024年ディクテオン、2025年ノットゥルノと2年連続で3着に食い込んでいる。広いコースに替わるのは好材料で、仕掛けタイミングひとつでチャンスは十分ある。
▲ロードクロンヌ
前走の平安ステークスは2番手から力強く抜け出し、3馬身半差で快勝。本格化がうかがえる内容だった。前走平安ステークス組は過去10年で【3-4-0-12】連対率36.8%と上位争いを演じており、4枠も同期間で3勝をマーク。今の充実ぶりなら上位に加わってもいい。
ほか、大井のディクテオンは昨年の東京大賞典を制し、NAR年度代表馬に輝いた。今年初戦の川崎記念は前残りの展開もあって5着に敗れたが、本来は広いコースがベスト。自慢の末脚が発揮できれば昨年末の再現があっても不思議はない。
ラムジェットは転厩初戦だが、2024年に東京ダービーを制した実績が光る。脚質的にゆったり運べる2000mへの距離延長はプラス。持ち味の豪脚を生かせる舞台に替わってJpnⅠ・2勝目を狙う。
カゼノランナーは今年3戦3勝。前走の川崎記念を積極策で押し切り、JpnⅠタイトルを手にした。大井は初めてだが、2000mの距離は問題なく、枠も過去10年で2勝、2着3回、連対率41.7%の2枠をゲット。自分のリズムで先行できれば好勝負に持ち込める。
ナチュラルライズは昨年の東京ダービー馬で、好データ該当の前走かしわ記念組。マイペースで競馬ができれば前進は可能だ。

《ライタープロフィール》
菊池 敬太
サンケイスポーツで南関東競馬を中心に予想とコラムを掲載。近況のレース内容や傾向、データのほか、現場取材などで集めた情報をもとに高配当を狙っている。
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