【関東オークス】1800m以上での勝利実績がカギ 「牝馬同士なら地力上位」タマモフリージアが3歳女王へ

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3歳ダート女王決定戦
関東オークス(ダート2100m・JpnⅡ)が2026年6月17日(水)に川崎競馬場で実施される。
JBC2歳優駿で牡馬を撃破したタマモフリージアを筆頭に、同レースでクビ差2着の接戦を演じたフルールドール、走り慣れたダート戦に戻るペンダント、浦和の桜花賞を逃げ切ったアンジュルナ、佐賀重賞7勝の実績を誇るサキドリトッケンなど、JRAと地方から実力馬が集結した。
まずは予想の前に過去10年のレース傾向を振り返っていく。


人気別では、1番人気【4-1-3-2】複勝率80.0%と信頼度は高い。以下、2番人気【2-1-1-6】、3番人気【1-1-2-6】、4番人気【2-1-1-6】で、いずれも複勝率40.0%。連対馬20頭中13頭が4番人気以内だった。

所属はJRAが全10勝を含む14連対(美浦7、栗東7)とリード。地方馬は船橋が2着3回のほか、川崎、浦和、愛知がそれぞれ2着1回だった。
実績面はJRA所属の連対馬14頭中10頭に1800m以上で勝利実績。地方馬は東京プリンセス賞1~3着馬が【0-3-3-11】と善戦。また、連対馬10頭が前走で重賞かJRAのオープン特別5着以内。残る10頭のうち6頭はJRA1勝クラスで1着だった。
連対馬20頭の脚質は【逃げ4 先行11 差し5 追込0】。器用さが求められるコースだけに、先行馬の活躍が目立つ。

前走で評価を下げるのは早計
◎タマモフリージア
デビュー2連勝でJBC2歳優駿を制し、続く全日本2歳優駿ではクビ差2着と世代トップクラスの実力を誇る。今年初戦の京浜盃は14キロ減の馬体重が影響して6着だったが、この敗戦だけで評価を下げるのは早計だ。
牡馬混合重賞を勝っていることからも牝馬同士なら地力は一枚上。川崎コースは経験済みで、血統背景から距離が延びても問題はない。さらに、5枠は過去10年で3勝、2着3回、勝率15.8%と好成績。1800mで勝利実績があるのは前述の好データに合致しており、好位で流れに乗れれば重賞2勝目への期待は大きい。
◯ペンダント
ダートに限れば【2-2-0-0】の好成績。デビュー戦以来の芝だった前走のフローラステークスは11着に大敗したが、走り慣れた砂に戻れば話は別だ。父オルフェーヴルという血統から距離が延びても問題はなく、半兄にダートグレード2勝のエートラックスがいることからも地方適性は高いとみる。
ダート1800mの勝利経験も魅力で、器用さがあることから小回りコースでも不安はない。五分のスタートでリズム良く運べれば好勝負が可能だ。
▲ジュワネング
前走は粘り込みを図る2着馬をゴール前で差し切って1馬身差勝ち。3着馬にはさらに7馬身の差をつけた。全2勝を左回りで挙げている点から初の川崎コースでも不安はなく、父ガンランナー産駒からは先週の東京ダービー馬フィンガーも出ており、距離が延びても良さそうだ。
8枠は連対率20%と好走傾向にあり、前走1勝クラス勝ちの上記好データにも合致。小回り向きの先行力があり、強気に動いて上位をうかがう。
ほか、フルールドールはここ2戦とも着外に敗れているが、3走前のJBC2歳優駿では2着好走。勝ち馬のタマモフリージアとタイム差なしの接戦を演じており、こちらも世代上位の力がある。2走前の川崎では7着に敗れたが、慣れが見込める今回は前進が可能だ。
浦和のアンジュルナは東京2歳優駿牝馬、浦和の桜花賞を含め重賞4勝の実績馬。前走の東京プリンセス賞は2着に敗れたが、道中で引っ掛かったぶんラストは余力が残っていなかった。前々で運べるぶん小回りコースは有利で、折り合いさえつけば好勝負になる。
佐賀のサキドリトッケンは佐賀重賞7勝の力量馬。1800m以上の重賞で好走歴があるのは魅力で、昨年の2着コパノエミリアに続き、他地区馬が上位をにぎわしてもいい。
ブレイズエッジは浦和の桜花賞2着、東京プリンセス賞3着と南関東で上位争いを演じている。過去10年、船橋所属馬は3度の連対歴があり、好枠を生かして運べれば馬券圏内に入っても不思議はない。
《ライタープロフィール》
菊池 敬太
サンケイスポーツで南関東競馬を中心に予想とコラムを掲載。近況のレース内容や傾向、データのほか、現場取材などで集めた情報をもとに高配当を狙っている。
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