【東京スポーツ杯2歳S】AIの本命はライヒスアドラー 後のダービー馬や“世界最強”も該当した好条件が後押し
SPAIA編集部

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圧巻だった新馬戦
24日に東京競馬場を舞台に争われる東京スポーツ杯2歳S(GⅡ・芝1800m)。今年のダービー馬クロワデュノールや国内外のGⅠ・6連勝を達成したイクイノックス、三冠馬コントレイルなど、多くのスターホースを送り出す“超”出世レースだ。今年も素質馬が集った一戦、AI予想エンジンKAIBAはどの馬を本命に推奨したのだろうか。
AI本命馬:ライヒスアドラー
●短評
開業3年目の美浦・上原佑紀厩舎が管理するシスキン産駒。中山芝1800mで行われた前走新馬戦では、1000m通過65秒9のスローペースを2番手で追走し、3・4コーナーで先頭に並びかけると、ラスト2Fは10.8-10.9で駆け抜け、2着に0秒6差をつけて圧勝した。
前走の上がり3Fはメンバー最速の33.1と、卓越した瞬発力を発揮。スローペースからの“よーいドン”になりやすい当レースで、この特性は最大の武器となる。中山から東京への舞台替わりはカギだが、4枠4番と内目の枠を利して好位を確保できれば、好勝負に期待ができる。
●データ
過去10年の前走クラス別成績では、新馬組が【5-5-5-26】と5勝を挙げ、3着以内30頭のうち15頭を占めている。なかでも、「1800m」で「上がり最速かつ0秒3差以上」をつけた馬が【5-0-1-6】勝率41.7%、複勝率50.0%と抜群。勝ち馬5頭の共通点だった。
上記データには、クロワデュノール、イクイノックス、コントレイルなど19年以降の6回のうち5頭の勝ち馬が該当と、トレンド化している。今年唯一該当するライヒスアドラーも、将来の大物候補と言えそうだ。
ほか、同期間の馬番別成績では、4番以内が【6-4-5-25】勝率15.0%、複勝率37.5%と内目の枠番が優勢な傾向。回収率は単勝146%、複勝105%と妙味も大きく、馬券を買う上でも見逃せない。
AI予想エンジンKAIBA
◎ライヒスアドラー
◯サレジオ
▲ダノンヒストリー
△ゾロアストロ
×ローベルクランツ
《KAIBAとは?》
独自に開発した競馬予想AIエンジンである。過去数十年分のレース結果、競走馬、騎手、調教師、コース情報やタイム、天気や馬場状態など、ありとあらゆるレースに関する膨大な情報をAIが自動で学習し、予想を行う。これらの予想を元に、回収率を重視した買い目、的中率を重視した買い目を推奨する。
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