【オークス】AIの本命はエリカエクスプレス 「桜花賞1番人気」は複勝率83.3%、過去には巻き返し例も
SPAIA編集部

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伯父には海外の長距離GⅠ馬がいる血筋
25日に東京競馬場でオークス(GⅠ・芝2400m)が開催。翌週行われる日本ダービーと同コースを使って3歳牝馬が覇を競う。AI予想エンジンKAIBAはどの馬を本命に推奨したのだろうか。
AI本命馬:エリカエクスプレス
●短評
栗東・杉山晴紀厩舎に所属するエピファネイア産駒で、前走の桜花賞では1番人気に推されたほどの高い素質を秘める。その桜花賞は5着に敗れこそしたが、本馬を除く一桁着順馬がすべて4角8番手以下という差し・追込決着を逃げて粘った内容は負けて強し。4角では逆手前で外に張ってしまうなどスムーズさも欠いており、上昇の余地は十分ある。
また、2400mという距離はカギになるが、本馬の母エンタイスドは全きょうだいに英セントレジャー(芝2920m)や愛ダービー(芝2400m)を制したCapriがいるようにスタミナ豊富な血筋を持つ。血統としては距離延長は好材料で、マイペースな競馬が叶えば桜花賞からの逆転があってもいい。
●データ
過去10年では前走桜花賞組が【7-5-7-63】と中心になる。なかでも前走1番人気馬は【2-1-2-1】(着外1頭も5着)で、勝率33.3%、複勝率83.3%と抜群の安定感を誇る。15年にルージュバックが前走9着から2着、22年にはナミュールが10着から3着に巻き返した点も心強い。
ほか、エピファネイア産駒が【1-1-0-3】と2頭の連対馬を出している点も好材料で、昨年はステレンボッシュが2着に入った。同馬に跨ったのは今回のパートナーでもある戸崎圭太騎手ということもあり、ジョッキー自身のリベンジにも注目が集まりそうだ。
AI予想エンジンKAIBA
◎エリカエクスプレス
◯エンブロイダリー
▲アルマヴェローチェ
△リンクスティップ
×パラディレーヌ
《KAIBAとは?》
独自に開発した競馬予想AIエンジンである。過去数十年分のレース結果、競走馬、騎手、調教師、コース情報やタイム、天気や馬場状態など、ありとあらゆるレースに関する膨大な情報をAIが自動で学習し、予想を行う。これらの予想を元に、回収率を重視した買い目、的中率を重視した買い目を推奨する。
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