【中央競馬】函館競馬場、昨年同時期のレース傾向まとめ
SPAIA編集部
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先週の函館競馬場の傾向は?
今週末の中央競馬は東京・阪神・函館での3場開催。ここでは昨年の同時期(第1回開催の4週目まで)の函館競馬場の傾向を、枠順、位置取りの観点からまとめる。
【芝】
☆枠順
意外にも外めの6、7枠が【25-15-14-140】勝率12.9%、複勝率27.8%と好成績。ただ、8枠までいくと【4-5-10-84】と目に見えて好走率が落ちる。また、1枠も開幕週こそ4勝を挙げているが、2週目以降はわずか2勝しか挙げていない。馬場傾向が変わりやすいのかもしれない。開催中は気を配っておきたい。
☆位置取り
直線が短い競馬場なので、4角での位置が重要だ。56戦して4角5番手以内なら【44-39-35-203】と約8割の馬がこの位置から勝ち星を挙げていた。反対に10番手以下で【1-5-3-172】、7番手以下でもわずか9勝と、苦しい戦いを強いられる。前に行ける馬を積極的に狙おう。
☆その他
騎乗機会はそれほど多くないが、武豊騎手が【7-5-2-15】と活躍。特に成績がいいのはサンデーサイレンス系の種牡馬に騎乗した時。その成績はなんと【6-2-1-8】勝率35.3%、複勝率52.9%と驚異的な数字だ。開催中に遠征してきているなら注目だ。
【ダート】
☆枠順
40戦して、5枠が【12-5-4-47】と勝ち馬のうち3割はここから出ている。一方内枠は不調。なかでも1枠は【2-1-5-31】と連対率も低い。また、8枠も【2-12-5-57】と勝ち切れない。極端な枠と内枠は嫌いたい。
☆位置取り
芝以上に直線が短くなるダート。先行馬が【27-21-21-67】と、過半数の勝ち馬がここから出ている。後方はほとんどノーチャンスで、追込脚質は【0-0-0-132】複勝率0%。芝と同じく、とにかく前に行く馬を買おう。
☆その他
芝では武豊騎手が大活躍していたが、ダートでは吉田隼人騎手が【5-3-2-6】と好成績。狙い目は前走4角2~6番手の馬で、対象の馬は【5-1-1-4】勝率45.5%を叩き出している。対象の馬がいたらぜひ頭で抑えておきたい。
【傾向まとめ】
・芝:1、8枠が不利、前有利。「武豊騎手×サンデーサイレンス系」の馬が特注
・ダート:内枠、8枠不利。先行馬が圧倒的。「吉田隼人騎手×前走4角2~6番手」が勝率45%。
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