【中央競馬】阪神競馬場、先週6月3,4日のレース傾向まとめ
SPAIA編集部
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先週の阪神競馬場の傾向は?
今週末の中央競馬は東京・阪神・函館での3場開催。ここでは先週の阪神競馬場の傾向を、枠順、位置取り、直線のトラックバイアスの観点からまとめる。
【芝】
☆枠順
稍重馬場からスタートした阪神競馬場。人気馬に偏りはあったが、1枠【2-2-2-7】複勝率46.2%で、6枠【0-1-0-15】同6.3%と好走率に大きな開きがあった。ただ、ほかは8枠【2-0-0-16】同11.1%と不調であること以外は成績に大きな差はなかった。
☆脚質
逃げ【4-2-2-3】と好成績で、土曜は【4-1-1-0】と6戦全てで馬券に絡んでいた。日曜日は、差しが【4-1-1-16】と4勝を挙げた。ただし追込は両日合わせて【0-0-2-32】と振るわなかった。
☆直線のトラックバイアス
内が伸びる傾向。中から伸びる馬もいたが、外はロスがある分、ほとんどノーチャンスだった。
☆その他
鳴尾記念を勝ったボッケリーニのように、母父ダンスインザダークの馬が5戦3勝と好成績だった。ほかには上位人気の馬が順当に馬券に絡んでいた。具体的には1~5番人気が【10-9-6-30】。11戦して10勝2着9回だから、堅めのレースが多かった。
【ダート】
☆枠順
中枠有利、外枠不利。特によかったのは3枠【4-0-3-16】勝率17.4%、単回収率277%で、不調だったのは7枠【0-0-1-22】。1、2枠はそれぞれ複勝率20.0%前後あり、まずまずの成績だった。
☆位置取り
4角2番手の馬が5勝2着2回と好調、全体を見ても前が有利の傾向だ。一方、4角10番手以下は【1-1-1-66】。後方にいるとさすがに厳しかった。
☆直線のトラックバイアス
内で脚を溜めてスムーズに外に出した馬が好走。馬場は外が伸びる傾向だった。
☆その他
ジャスタウェイ産駒が【2-1-0-4】単回収率562%、複回収率521%と妙味十分。同産駒のダート通算成績を見ると、阪神【28-16-15-226】勝率9.8%。勝利数、勝率は阪神がトップだ。狙い目なのは阪神ダ2000mで、その成績は【4-5-2-27】勝率10.5%、単回収率204%。ぜひ覚えておきたい。
【傾向まとめ】
・芝:内が伸びる馬場。土曜は逃げ切り多め、日曜は差しが台頭。
・ダート:中枠有利、外枠不利。ジャスタウェイ産駒×阪神ダ2000mが特注。
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