【セントライト記念】餅は餅屋、中山は中山巧者 アスクエジンバラに複勝率80%超の逆襲データ
SPAIA競馬
トップ>ニュース>【セントライト記念】餅は餅屋、中山は中山巧者 アスクエジンバラに複勝率80%超の逆襲データ

【セントライト記念】餅は餅屋、中山は中山巧者 アスクエジンバラに複勝率80%超の逆襲データ

19時間前
SPAIA編集部
セントライト記念の年齢別成績(過去10年),ⒸSPAIA

ⒸSPAIA

1番人気の複勝率90.0%

13日に中山競馬場で行われるセントライト記念(GⅡ)。夏を越え、牡馬の3歳三冠目に向けたトライアルがここから始動する。

ロブチェンの三冠に待ったをかける馬は現れるのか。今年もダービー3着バステールや同4着ゴーイントゥスカイ、ラジオNIKKEI賞の勝ち馬サノノグレーターら強豪が秋の中山に集った。

ここでは過去10年のレースデータを基に傾向をあぶり出し、注目データと推奨馬を紹介する。

★人気

人気別成績,ⒸSPAIA


やはりこの先があるトライアルだけあって、1番人気も3勝と勝率は30.0%に留まる。とはいえ、2着が6回あって連対率・複勝率は90.0%と軸としての信頼感は高い。

2番人気も【3-2-3-2】勝率30.0%、複勝率80.0%であり、2番人気以内で括って【6-8-3-3】勝率30.0%、複勝率85.0%と安定感抜群。2021年に9番人気アサマノイタズラの勝利があるが、10番人気以下は【0-0-0-50】。無茶な波乱狙いは禁物だ。

★所属

所属別成績,ⒸSPAIA


東の菊花賞トライアルとあって、数では美浦【6-7-6-73】が優勢。ただし、率で見ると栗東【4-3-4-35】が勝率8.7%、連対率15.2%、複勝率23.9%とすべてにおいて美浦を上回っている。

今年もダービー3着馬のバステール(栗東・斉藤崇史厩舎)をはじめ、栗東所属馬が5頭も登録してきた。ここの取捨は予想のポイントになる。

★脚質

脚質別成績,ⒸSPAIA


外回りコースを使用する2200m戦だが、直線の短い中山らしく、先行が【3-6-5-20】勝率8.8%、複勝率41.2%と強さを誇っている。

4角位置で見ても、4角10番手以下は【1-0-1-37】勝率2.6%、複勝率5.1%と厳しい。ダービーで4角15番手から4着まで追い込んできたゴーイントゥスカイや、ラジオNIKKEI賞で4角11番手から鮮やかに差し切ったサノノグレーターらは位置取りがカギになりそうだ。

★前走クラス

前走クラス別成績,ⒸSPAIA


春のクラシック戦線を歩んだ馬たちの始動戦となるケースも多く、やはり前走GⅠ組が【5-6-6-23】勝率12.5%、複勝率42.5%と圧巻の成績を残している。

夏の上がり馬にも目が行きがちだが、前走条件戦組は【2-3-2-66】勝率2.7%、複勝率9.6%で積極的には手が出ない。とはいえ「前走2勝クラスかつ0秒3差以上の勝ち」なら【0-3-0-4】複勝率42.9%で、今年はサヴォアフェールが唯一該当する。昨年8番人気で2着に激走したヤマニンブークリエの再現となるか。

★前走距離

前走距離別成績,ⒸSPAIA


距離短縮組が【5-7-6-42】勝率8.3%、複勝率30.0%で優勢も、内訳を見るとダービー組が【5-6-5-18】でほとんどを占めている。ダービー組を除けば【0-1-1-24】複勝率7.7%となるので注意が必要だ。

★前走着順

前走着順別成績,ⒸSPAIA


前走着順も同様で、前走4着以下が【5-4-6-44】勝率8.5%、複勝率25.4%と中心に見えるが、このうち前走ダービー組が【4-4-5-17】。これを除くと【1-0-1-27】勝率3.4%、複勝率6.9%となり、日本ダービー以外で馬券外に敗れている馬は割引でいい。


セントライト記念の逆襲パターンをクリア

この他、今年のセントライト記念では以下の条件を注目データとして取り上げる。


注目データ,ⒸSPAIA


何度も触れてきたように、まず注目すべきは「前走日本ダービー組」【5-6-5-18】。ただし、それだけでは単勝回収率57%、複勝回収率84%と儲からない。ここから“買えるダービー組”の条件を探っていく。

重要なのがその前、クラシック初戦・皐月賞の結果だ。同じ中山コースで行われることもあってか、ダービーの着順よりも皐月賞の着順の方が重要。皐月賞で5着以内と善戦していた前走ダービー組は【4-5-1-2】勝率33.3%、複勝率83.3%の好成績で、回収率も単勝120%、複勝110%とプラス域になる。

<今年の注目馬>
アスクエジンバラ
・前走日本ダービー11着からの臨戦
・2走前の皐月賞では4着と健闘

栗東・福永祐一厩舎が管理するリオンディーズ産駒の3歳牡馬。これまでの2勝は2歳時の未勝利戦とコスモス賞(OP)で、1年以上白星から遠ざかっているが、京都2歳S(GⅢ)2着のほか、ホープフルS(GⅠ)3着、スプリングS(GⅡ)2着など、世代限定重賞で複数回の好走実績を持つ。

2走前の皐月賞でも12番人気ながら4着に食い込み、3着とはタイム差なしの大健闘。日本ダービーでは10着と崩れたが、「皐月賞善戦→ダービー敗退」は過去の巻き返しパターンに合致する。

3度の重賞好走のうち2回が中山という舞台巧者でもあり、栗東所属ながら西の神戸新聞杯ではなく、セントライト記念を選択した点も好感が持てる。好データも追い風に、逆襲に期待したい。

《関連記事》
【セントライト記念】“複勝率80%超え”該当で軸は決まり データは種牡馬に注目【動画あり】
【セントライト記念】過去10年のレースデータ
【セントライト記念】“前走ダービー二桁着順”は複勝率40%超 アスクエジンバラ、アウダーシアの巻き返しに期待