【セントウルS】直近10回の勝ち馬5頭に「レコードV」の共通点 3連勝狙うフリッカージャブに注目
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【セントウルS】直近10回の勝ち馬5頭に「レコードV」の共通点 3連勝狙うフリッカージャブに注目

2026/09/03 12:00
SPAIA編集部
セントウルSの年齢別成績(過去10年),ⒸSPAIA

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直近10年は4、5歳馬が各5勝

6日に阪神競馬場で行われるセントウルS。香港スプリント界の実力馬ファストネットワークの参戦に、サマースプリントシリーズの優勝争いと、見どころの多い一戦だ。ここでは中京開催時も含む、過去10年のデータを使用し、レース傾向に合致する今年の注目馬を導き出す。

★人気別


人気別成績,ⒸSPAIA


1番人気が【7-0-1-2】複勝率80.0%、2番人気が【1-5-1-3】同70.0%。連対馬20頭のうち13頭を占めている。秋の大舞台を見据えた実力馬が参戦してくる別定GⅡという条件だけに、紛れが起きにくい一戦だ。

ただし阪神開催の直近2回では、23年に14番人気テイエムスパーダ、昨年に8番人気カンチェンジュンガがそれぞれ勝利を挙げている。いずれも直近で凡走している重賞勝ち馬であり、「人気を落とした実績馬」が当レースの穴馬イメージとしてはしっくりくる。

★性別


性別成績,ⒸSPAIA


牡馬・セン馬【7-6-7-78】複勝率20.4%に対し、牝馬【3-4-3-43】同18.9%。数値上に大きな差は見られない。

★年齢


年齢別成績,ⒸSPAIA


4歳【5-1-1-22】複勝率24.1%、5歳【5-2-3-29】同25.6%が各5勝と中心。3歳は【0-3-1-12】複勝率25.0%と好走率こそ悪くないが勝ち切れていない。期間内では、23年ビッグシーザー、24年ピューロマジックの2頭が1番人気に推されていずれも二桁着順に敗れている点は気にしたい。一方、7歳以上【0-1-1-26】複勝率7.1%。18年以降は好走馬が出ていない。

★前走クラス


前走クラス別成績,ⒸSPAIA


勝ち馬はすべて重賞からの転戦組で、海外含むGⅡ以上だった組は【7-3-3-11】複勝率54.2%と抜群だ。今年は前走GⅢ以下のメンバーが多い構成だが、格が大事なレースという本質は気にしたい。

★脚質


脚質別成績,ⒸSPAIA


こちらは阪神開催時の直近6回で見る。開幕週らしく逃げ馬は【2-1-0-3】複勝率50.0%と好成績で、上述したテイエムスパーダの激走例がある。

一方で差し追込が【3-3-4-50】複勝率16.7%。好走率は目立たないが該当6回すべてで連対馬が出ている。各ジョッキーの前を取りに行く意識が強まれば、直線急坂コースでもあり、差し勢の出番も十分にありえる。

高速馬場への適性を重視

この他、今年のセントウルSでは以下のデータに注目したい。


勝ち馬のレコード勝ち経験(過去10年),ⒸSPAIA


<注目データ>
当レース以前に「レコード勝ち」経験のあった勝ち馬(過去10年)
・23年テイエムスパーダ(22年CBC賞)
・22年メイケイエール(20年ファンタジーS)
・21年レシステンシア(19年阪神JF、21年阪急杯)
・19年タワーオブロンドン(19年京王杯SC)
・16年ビッグアーサー(16年高松宮記念)
※各種レコードでの勝利を対象

過去10回の勝ち馬を並べてみると、驚くことに半数の5頭が、当レース以前に「レコード勝ち」を経験していた。

この5頭以外を見ても、時計の裏付けを持つ馬が当レースで好走している。25年の京王杯SCをレコードのワンツーで飾ったトウシンマカオとママコチャは昨年2、3着(24年も1、2着)、22年2着のファストフォースも21年CBC賞をレコードで制していた。

大きな要因は、開幕週かつ野芝開催という条件から高速決着になりやすいことだろう。実際、19年は阪神、22年は中京でレコード決着となっている。

今年の該当馬はビッグシーザー、ピューロマジック、フリッカージャブの3頭。なかでも、今回と同距離の京都芝1200mを1:06.4の好時計で勝ったフリッカージャブに注目したい。

<今年の注目馬>
フリッカージャブ
・26年鞍馬S(京都芝1200m)を1:06.4のコースレコードで勝利
・4歳

栗東・西園翔太厩舎が管理する4歳サートゥルナーリア産駒。前走の北九州記念では1番人気に応えて重賞初制覇を果たし、勢いに乗って3連勝を狙う。

2走前の鞍馬S(京都芝1200m)では、前半3F33.1のハイペースを2番手から押し切り、1:06.4のコースレコードで駆け抜けた。極端に渋らない限りは1分7秒台前半程度の決着が予想される今回、時計面での裏付け、確かな先行力からは安定したレースぶりに期待が持てる。

春のオーシャンSでは6着に敗れているが、重賞初挑戦のなか、前半3F32.0の超ハイペースを外回しで先行するという、一番厳しい競馬を強いられたことが敗因と考えられる。あとは極端な外枠だけは引かないことを祈りたい。

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