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【札幌記念】GⅡ2勝馬ショウヘイ、金鯱賞勝ち馬シェイクユアハートは消し ハイブリッド式消去法

2026/08/12 06:00
久保田大五郎
過去10年の札幌記念『4歳』×『前走4番人気以下』,ⒸSPAIA

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5つのデータから絞れた馬は?

今週予想するのは札幌記念。北海道シリーズ最大の呼び物にして、夏のローカル開催期間で唯一のGⅡ競走だ。昨年から新潟記念が別定に変更され、そちらに出走馬を取られた印象も拭えないが、それでも重賞勝ち馬10頭がエントリーしてきた。

いつも通り過去10年のデータを用いて、複勝率10%未満の「凡走データ」を5つピックアップ。当てはまった馬を消していく。特別登録した全16頭を対象とする。


『前走3着以内』×『前走がGⅠ以外』★3.1%★

いつもは前走着順が悪い馬から消去していくが、この札幌記念はその逆。前走3着以内【2-3-2-38】複勝率15.6%に対し、4着以下【8-7-8-74】同23.7%で、前走でいい結果を得た馬の方がむしろ苦戦している。

前走3着以内馬のうち、そのレースがGⅠ以外なら【0-1-0-31】複勝率3.1%。馬券に絡んだのは昨年の2着ココナッツブラウンだけだった。

まずは以下の4頭が消える。いずれもローカルのハンデGⅢを好走しての参戦で、今回は相手が大幅に強化される。荷が重いだろう。

【今年の該当馬】
・オニャンコポン
・グランディア
・ゼンダンハヤブサ
・マイネルモーント

『距離延長』×『前走が安田記念以外』★3.7%★

続いて前走の距離に注目。過去10年で距離延長組の成績は【2-4-1-31】複勝率18.41%と、良くも悪くも普通くらい。

ただし、内訳を見ると安田記念組が【2-3-1-5】同54.5%と優秀なだけで、それ以外は【0-1-0-26】同3.7%に留まっていた。ちなみに、これも唯一の例外は昨年のココナッツブラウンだった。

今年は安田記念組がおらず、距離延長ローテの4頭が消える。比較的人気がありそうなのはサクラファレルだが、現状は重賞だと2戦してどちらも5着止まり。このメンバー相手では強気になれない。

【今年の該当馬】
・イガッチ
・サクラファレル
・ピンクジン
・レディネス

『6歳以上』×『父サンデーサイレンス系』★0.0%★

次に年齢別成績。札幌記念では3歳、5歳の活躍が目立っていて、6歳以上の馬は【2-2-3-55】複勝率11.3%と低調だ。特に父がサンデーサイレンス系だと【0-0-0-28】。一昨年に1番人気プログノーシス、2番人気シャフリヤールが揃って崩れるなど、ことごとく馬券圏外に終わっている。

消去済みのピンクジン、マイネルモーントに加え、ハーツクライ産駒の6歳牡馬シェイクユアハートが脱落した。金鯱賞勝ち馬で、条件戦時代から1周競馬の2000mでは安定感抜群だが、データにしたがって泣く泣く消しとする。

【今年の該当馬】
・シェイクユアハート
・(ピンクジン)
・(マイネルモーント)

『4歳』×『前走4番人気以下』★0.0%★

年齢に関してもうひとつ補足する。好調な3歳、5歳に挟まれ、4歳も意外と存在感を示せていない。その成績は【3-0-2-29】複勝率14.7%だ。好走5頭はサングレーザー、モズカッチャン、ブラストワンピース、フィエールマン、ジャックドールで、この時点で既にGⅠ~GⅡ実績がある馬ばかりだった。

4歳馬のうち、前走時が4番人気以下(※海外レース除く)なら【0-0-0-16】。22年1番人気5着ソダシを筆頭に、人気馬も一定数いながら全滅だった。

新たにショウヘイとマジックサンズが消える。ショウヘイは前走がGⅠの大阪杯とはいえ、全く伸びなかったのが気になるポイント。マジックサンズは古馬に混ざってからはGⅢでも4着が最高。シンプルに能力比較で疑問符が付く。

【今年の該当馬】
・(イガッチ)
・ショウヘイ
・(ゼンダンハヤブサ)
・マジックサンズ
・(レディネス)

『ノーザンファーム生産馬』×『6番人気以下』★0.0%★

現時点で残るは5頭。最後は当日のオッズが絡むデータで仕上げとする。

組み合わせるのは定番の「生産者ネタ」。ノーザンファーム生産馬は【4-3-4-36】複勝率23.4%とそこそこ走っているが、3着以内に入ったのは人気馬ばかり。6番人気以下に限定すると【0-0-0-24】だった。

残っている中で、ノーザンFの生産馬はアドマイヤテラとローシャムパークの2頭。アドマイヤテラは5番人気以内(=消去回避)が確定的で、ローシャムパークがちょうどギリギリのラインとなりそうだ。直前まで人気の動向を注視したい。

【今年の該当候補】
・アドマイヤテラ
・ローシャムパーク

5つのデータを終えて、確実に残るのはアラタ、エコロヴァルツ、ホウオウビスケッツ。アドマイヤテラも残るのが濃厚で、あとはローシャムパーク次第の4~5頭になる。

注目馬を1頭挙げるならエコロヴァルツ。前走の大阪杯は不可解な大敗を喫したが、GⅡまでなら【3-2-2-2】とほぼ崩れていない。また、その着外「2」はどちらもレース上がり33秒台の極端な瞬発力勝負だった。

札幌の一周競馬は2歳時にコスモス賞を圧勝した条件でもあり、適性は高い。推奨馬券は残った馬の馬連ボックスとする。

《ライタープロフィール》
久保田大五郎
競馬歴14年目のアラサーおじさん。データを駆使した予想でロマン馬券を狙う。趣味は料理とプロ野球観戦。大のベイスターズファン。

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