【小倉記念】良血牝馬が反撃へ 好データが揃ったサフィラに期待

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夏の小倉名物ハンデ重賞
19日に小倉競馬場で行われる小倉記念(GⅢ)。今年も“夏コク”のフィナーレを飾るのは、1965年創設の伝統あるハンデ重賞。現在はサマー2000シリーズの対象レースとしてもお馴染みだ。
過去10年のうち2024年だけ中京で行われており、今回はその中京開催を除いた小倉開催9回分のデータを見ていく。
★人気

1番人気は【2-0-1-6】勝率22.2%、複勝率33.3%とやや心許ないが、実は勝率は全体1位。2番人気は【1-2-2-4】複勝率55.6%と安定感は高いものの1勝止まりで、勝ち馬は上位人気から人気薄まで幅広く出ている。
6番人気も【1-2-2-4】勝率11.1%、複勝率55.6%とハイアベレージで、6番人気以下から11頭が馬券に絡んでいる点は見逃せない。
★年齢

4歳【4-2-2-21】勝率13.8%、複勝率27.6%と5歳【3-6-1-26】勝率8.3%、複勝率27.8%が中心。ただし6歳以上の馬券絡み9回のうち7回は単勝オッズ10倍以上の馬によるもので、ベテランが波乱の使者になるケースは珍しくない。
★性別

「夏は牝馬」という格言の通り、近年の小倉記念では特に牝馬の活躍が目立つ。2020年以降で出走があった年は少なくとも1頭は必ず馬券に絡んでおり、こちらも見逃せない。
★脚質

開催時期による馬場の変化も重なり、直線の短いコースでありながら差し勢の活躍が目立つ。特に上がり3F2位以内の馬は【6-6-2-5】勝率31.6%、複勝率73.7%と抜群で、上がり性能は重要なポイントとなる。
★前走クラス

勝ち馬は3勝クラスかGⅢからしか出ていない。GⅢ組【6-5-5-49】をレース間隔で深掘りすると、中3週以下【1-1-1-27】勝率3.3%、複勝率10.0%に対して中4週以上は【5-4-4-22】勝率14.3%、複勝率37.1%と明暗くっきり。サマーシリーズ転戦馬ではなく、ここを初戦とする馬を狙いたい。
3勝クラス組【3-2-2-17】勝率12.5%、複勝率29.2%は前走の着順に注目。連対馬【0-2-1-12】複勝率20.0%に対して3着以下は【3-0-1-5】勝率33.3%、複勝率44.4%の好成績となっており、好走できなかった馬の一変に注意が必要だ。
★前走距離

前走も同じ2000mを走っていた馬が【8-4-5-49】勝率12.1%、複勝率25.8%で優勢。特に3勝クラスの2000m戦からの臨戦だと【2-1-1-8】勝率16.7%、複勝率33.3%で、回収率も単勝355%、複勝135%と素晴らしい。
良血馬の復活に期待
この他、今年の小倉記念では以下の条件を注目データとして取り上げる。

まずは、すでに上で触れた好データをかけ合わせる。「前走も同じ距離を走っていた牝馬」は【2-0-2-11】勝率13.3%、複勝率26.7%で、直近3回連続で好走している。
さらに、これを前走から斤量減だった馬で絞り込むと【2-0-0-4】。ピンかパーかになるが、2022年マリアエレーナと昨年のイングランドアイズが該当しており、回収率も単勝355%、複勝101%を誇っている。
<今年の注目馬>
サフィラ
・サラキア、サリオスの妹
・前走新潟大賞典(GⅢ/新潟芝2000m)13着
・前走から0.5kgの斤量減
栗東・池添学厩舎が管理するハーツクライ産駒の5歳牝馬。2歳時のアルテミスステークスではチェルヴィニアの2着があり、4歳春の阪神牝馬Sで待望の重賞初勝利を掴んだ実績馬だ。
阪神牝馬Sを制して以降は勝利どころか馬券内もないが、ハイレベルなメンバーが揃った金鯱賞で0秒5差(9着)、京都記念も0秒4差(5着)と大きくは崩れていない。ここで復活の勝利を挙げ、実りの秋に向けて弾みをつけることができるだろうか。
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