【小倉記念】ジーティーアダマン、ウエストナウは消し ハイブリッド式消去法

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5つのデータから絞れた馬は?
函館、福島、小倉の3場はいずれも今週で最終週。“夏コク”のトリを飾る日曜小倉メイン・小倉記念を予想する。いつも通り過去10年のデータ(※24年は中京代替)を用いて、複勝率10%未満の「凡走データ」を5つピックアップ。当てはまった馬を消していく。
今年は地方馬ケイズレーヴの参戦もあり、フルゲート18頭に対して19頭登録となった。賞金的にはナヴォーナが除外対象だが、同馬を含め自己条件との重複登録馬もいて出否が読みにくいため、今回はそのまま19頭を対象に進める。
『前走9着以下』×『非・社台ノーザン系生産馬』★3.7%★
まずは前走の結果が振るわなかった馬から削る。ターゲットは前走9着以下【1-5-2-38】複勝率17.4%だ。
巻き返して馬券に絡んだのはほとんどが社台ノーザン系(※社台ファーム、ノーザンファーム、追分ファーム、社台コーポレーション白老ファームとする)の生産馬で、それ以外の馬は【0-1-0-26】同3.7%だった。ここから消去をスタートしよう。
これでエヒト、ナムラエイハブら4頭が脱落した。エヒトは3年前の勝ち馬で、9歳となった今年もGⅡで2度の掲示板圏内と健在だが、データにしたがって消去だ。
【今年の該当馬】
・エヒト
・コパノサントス
・テーオーソラネル
・ナムラエイハブ
『前走が1800m、2000m以外』×『前走GⅢ以下』★0.0%★
次に前走距離について。小倉記念の好走馬は大半が前走1800m、2000mのどちらかで、それ以外の距離から来る馬は【0-1-2-22】複勝率12.0%と劣勢だ。
特に前走がGⅢ以下なら【0-0-0-13】。そこまで母数が多いわけでもないが、1頭も馬券に絡めていない。
この項目は該当馬が多く、一気に7頭が消える。ウエストナウは揉まれ弱い面がある外枠巧者で、ここ2戦の好結果は距離を延ばしてスムーズに先行できたのが大きな要因だった。裏を返せば、2000mの多頭数に戻るのは歓迎と言えない。
【今年の該当馬】
・ウエストナウ
・カエルム
・カネフラ
・ケイズレーヴ
・ゼンダンハヤブサ
・トータルクラリティ
・マイネルメモリー
『中3週以下』×『前走0.6秒差以上で負け』★3.7%★
3つ目はレース間隔。前走から中3週以下の詰まったローテーションで臨む馬は【2-1-2-43】で、複勝率10.4%と苦戦傾向にある。このうち、前走が勝ち馬から0.6秒以上離された敗戦なら【0-1-0-26】同3.7%まで落ち込む。
消去済みのカエルムに加え、新たに2頭が消去された。除外対象のナヴォーナは出走できたとしても消し。阿武隈Sと宮崎Sにも登録があるノーランサンライズも、出てきても馬券からは消していいだろう。
【今年の該当馬】
・(カエルム)
・ナヴォーナ
・ノーランサンライズ
『前走4角4番手以内』×『前走がローカル』★0.0%★
今度は前走での位置取りに注目する。小倉記念は差しがまずまず届く重賞だが、前走の脚質で見ると傾向はより顕著。前走時に4角を4番手以内で通過した馬は【1-1-3-33】複勝率13.2%と、先行タイプはイマイチだ。
好走5例は前走阪神と京都が各2頭、東京が1頭という内訳で、ローカル場で先行していた馬は【0-0-0-19】と全滅だった。これを4つ目の消去データとする。
該当馬は福島牝馬Sを逃げて6着だったレーゼドラマ。2月に同コースの小倉日経賞を勝ってはいるが、当時のメンバーは2着シルトホルン、3着バトルボーンにその後リステッド3着がある程度で、レベルが高かったとは言い難い。重賞では厳しい戦いになりそうだ。
【今年の該当馬】
・レーゼドラマ
『前走馬体重500kg以上』×『小倉での勝利歴なし』★0.0%★
現時点で残るは5頭。最後は馬体重データを持ってきた。
前走時点で500kg以上あった大型馬は小倉記念で【3-0-0-30】。3勝はしているが、馬券圏内もその3頭だけで、複勝率は9.1%に留まっている。
なお1着の3頭(トリオンフ、アールスター、モズナガレボシ)には当該レース以前に小倉での勝利歴があった。小倉で勝ったことがなければ【0-0-0-18】だ。
前走時512kgのジーティーアダマンが最後に脱落した。想定オッズでは上位人気の一角を担うようだが、ジョバンニには皐月賞と菊花賞で大きく水をあけられ、ガイアメンテには前走0.4秒離された。
もちろん、その分を斤量でアシストしてもらえるのがハンデ戦とはいえ、他の人気馬との比較で強気にはなれない。
【今年の該当馬】
・ジーティーアダマン
・(テーオーソラネル)
・(ナムラエイハブ)
5つのデータを終えて、残るのはガイアメンテ、サフィラ、ジョバンニ、タガノアビーの4頭となった。
ここはジョバンニの重賞初制覇に期待したい。皐月賞ではミュージアムマイル、クロワデュノール、マスカレードボールと渡り合った現4歳屈指の実力馬だ。
前走のクイーンエリザベス2世カップで先着された相手も、おなじみロマンチックウォリアーにマスカレードボール、GⅠ・4勝馬ソジー、ネオムターフC勝ち馬ロイヤルチャンピオンと超強力だった。夏のGⅢならひとひねりと行きたいところだ。
馬券は残った馬の馬連ボックスとする。
《ライタープロフィール》
久保田大五郎
競馬歴14年目のアラサーおじさん。データを駆使した予想でロマン馬券を狙う。趣味は料理とプロ野球観戦。大のベイスターズファン。
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