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【北九州記念】複勝率62.5%データに該当 新星候補フリッカージャブを信頼

2026/07/02 12:00
SPAIA編集部
北九州記念の前走距離別成績(過去10回),ⒸSPAIA

ⒸSPAIA

夏の小倉を快速馬たちが駆ける

5日に小倉競馬場で行われる北九州記念(GⅢ)。かつては中距離戦として施行されていたが、2006年からはサマースプリントシリーズの一戦として芝1200mで行われている。

ここ10年の間で開催時期の変更などもあったが、今回も過去10年データを基にレースの好走傾向を探っていく。

★人気

人気別成績,ⒸSPAIA


1番人気は【1-3-1-5】で複勝率こそ50.0%を誇るものの勝率は10.0%にとどまる。2番人気に至っては【0-0-1-9】と大苦戦で、3番人気【2-2-1-5】勝率20.0%、複勝率50.0%が奮闘しているとはいえ、3番人気以内でわずか3勝は物足りない。

その分、5~9番人気の馬が6勝マーク。10番人気以下も【1-1-3-78】と馬券に絡んでおり、伏兵の台頭には注意を払いたい。

★年齢

年齢別成績,ⒸSPAIA


4歳【3-1-3-19】が勝率11.5%、複勝率26.9%で中心。3歳も【2-1-3-17】勝率8.7%、複勝率26.1%と奮闘を見せており、若い馬の活躍が目立つ。

ヨシノイースターは2年連続2着の実績馬だが、8歳以上はこのレースが芝1200mで行われるようになった2006年以降で見ても【0-0-0-13】で馬券絡みがない。最も人気になった馬でも2011年のサンダルフォン(6番人気6着)と人気薄が大半という部分はあるにせよ、気になるデータだ。

★性別

性別成績,ⒸSPAIA


「夏は牝馬」という格言もあるが、北九州記念は特に牝馬の活躍が目立つレースとなっている。

直近10年で見ても馬券に絡まなかった年はなく、10回中6回は複数頭が馬券内に好走しており見逃せない。

★前走着順

前走着順別成績,ⒸSPAIA


前走の格に関係なく、前走で1着だった馬は【5-7-3-22】勝率13.5%、複勝率40.5%の好成績。前走3着以内【7-9-6-46】勝率10.3%、複勝率32.4%に対して4着以下【3-1-4-96】勝率2.9%、複勝率7.7%だから、シンプルに前走で好走していた馬を優先すべきだ。

★前走クラス

前走クラス別成績,ⒸSPAIA


海外も含めた重賞組【6-7-7-78】勝率6.1%、複勝率20.4%に対し、非重賞組は【4-4-3-68】勝率5.1%、複勝率13.9%と劣勢。前走重賞1着なら【3-5-2-3】勝率23.1%、複勝率76.9%の好成績で、唯一該当するデアヴェローチェにとっては心強いデータと言える。

前走非重賞組は3着以内なら【3-4-3-26】複勝率27.8%で、前走と同斤量か斤量が増えた馬に限れば【1-3-2-10】複勝率37.5%と数値が上昇する。前走比で斤量が増えているサウンドモリアーナやフリッカージャブはしっかりと押さえたい。

★前走距離

前走距離別成績,ⒸSPAIA


前走1200m以下を走っていた馬が【10-9-10-120】も、距離延長組の好走はすべてアイビスサマーダッシュ(GⅢ)からの臨戦であり、開催時期が同レースの前に移った今は参考外。今年も該当馬はおらず、前走同距離組を重視しよう。

ちなみに、距離短縮組【0-1-0-22】の唯一の馬券内は2023年のママコチャ(1番人気2着)。同馬はこのレースがキャリア初の1200m戦だったとはいえ、次走でスプリンターズステークス(GⅠ)を制するような実力馬でも勝つことができなかった、と見ることもできる。

初タイトルで秋の大舞台に弾みをつけるか

この他、今年の北九州記念では以下の条件を注目データとして取り上げる。

注目データ,ⒸSPAIA


前走1着の好データは上でも紹介したが、2着に0秒2差以上をつけて勝ってきた馬は【3-3-1-8】勝率20.0%、複勝率46.7%とさらに成績が上がる。

なおかつそれを「前走比斤量増」で絞り込むと【1-3-1-3】勝率12.5%、複勝率62.5%で勝率は下がるものの、連軸としての信頼度はアップ。今年はこの条件をクリアした馬が1頭だけいる。

<今年の注目馬>
フリッカージャブ
・前走鞍馬S(OP/京都芝1200m)1着
・勝ち時計1分6秒4のレコードで後続に0秒2差
・前走から0.5kgの斤量増

栗東・西園翔太厩舎が管理するサートゥルナーリア産駒の4歳牡馬。昨夏に同舞台の1勝クラス戦を勝って以降、破竹の3連勝でオープンまで登り詰めた素質馬だ。

昇級初戦のオーシャンS(GⅢ)こそ6着と敗れたが、仕切り直して挑んだ前走の鞍馬Sは2番手先行から上がり3F33秒3で押し切り、後続に0秒2差の完勝。今回は再度の重賞挑戦となる。

重賞での実績がないなかで57.5kgを背負うのは決して楽な条件ではないが、それをもはねのけるようなら秋の大舞台に向けて期待が膨らむ。スプリント界の新星候補、そのパフォーマンスから目が離せない。

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