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「重賞×逃げ」は勝率20.0%、単回収率187%の好成績 武豊騎手のプラス条件、マイナス条件

24時間前
東大ホースメンクラブ
友道康夫厩舎のピックアップデータ,ⒸSPAIA

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父ゴールドシップも達成した宝塚記念連覇へ

今週末は阪神芝2200mを舞台に宝塚記念(GⅠ)が開催される。春競馬の総決算となるグランプリ。今年は史上初の春古馬三冠を目指すクロワデュノールをはじめ、グランプリ連勝を目指すミュージアムマイル、24年のダービー馬でGⅠ3戦連続3着のダノンデサイル、GⅠ3勝馬レガレイラなど、超豪華メンバーが揃った。

そしてもう一頭、忘れてはならないのがメイショウタバルだ。昨年の宝塚記念では見事な逃げ切りを決め、GⅠ初制覇を達成。今回は父ゴールドシップも達成した宝塚記念連覇の偉業に挑む。

そのメイショウタバルとコンビを組むのが武豊騎手。先週の安田記念を制してGⅠ最年長勝利記録を更新したレジェンドが、GⅠ連勝を狙う。

そこで今回は、武豊騎手のプラス条件、マイナス条件を徹底検証。なお、参照するデータは2021年6月12日から2026年6月7日の過去5年分とする。


「メイショウ×武豊」の意外な狙い目

武豊騎手のプラス条件,ⒸSPAIA


<武豊騎手のプラス条件>
ダート×松本好隆氏所有馬【17-16-8-50】
勝率18.7%/連対率36.3%/複勝率45.1%/単回収率122%/複回収率88%

芝×ミッキーアイル産駒【8-1-3-12】
勝率33.3%/連対率37.5%/複勝率50.0%/単回収率207%/複回収率109%

ダート×距離短縮【43-34-25-144】
勝率17.5%/連対率31.3%/複勝率41.5%/単回収率99%/複回収率88%
※集計期間:2021年6月12日〜2026年6月7日

■ダート×松本好隆氏所有馬
競馬ファンにとってお馴染みの「メイショウ」といえば、もともと先代の松本好雄オーナーが使用していた冠名で、現在は松本好隆氏が引き継いでいる。今回の宝塚記念でもタッグを組む「メイショウ×武豊騎手」だが、実は狙い目はダートだ。

松本好隆氏の所有馬に騎乗した際の成績を詳しく見てみると、芝では勝率9.8%、単勝回収率80%なのに対し、ダートで勝率18.7%、単勝回収率122%の好成績。なかでも阪神では【5-6-1-7】勝率26.3%、複勝率63.2%で単勝回収率287%、複勝回収率168%をマークしており、今開催も見逃せない。

■芝×ミッキーアイル産駒
種牡馬別の成績では、ミッキーアイル産駒との相性が抜群。芝では勝率33.3%、単勝回収率207%をマークしており無双状態だ。ちなみに、夏競馬で【5-1-1-4】複勝率63.3%と驚異的な成績をマークしており、今後しばらくは見かけたらまず買い目に加えておきたい。

その他、芝の種牡馬別ではジャスタウェイ産駒とのコンビも【8-6-5-12】複勝率61.3%、複勝回収率130%と好成績だ。

■ダート×距離短縮
ダートでは前走距離にも注目。距離短縮ローテなら勝率17.5%、複勝率41.5%の好成績で、これを3番人気で絞り込むと【34-28-14-55】複勝率58.0%、複勝回収率89%とさらに信頼度が上がる。

ちなみに、4番人気以下でも【9-6-11-89】で勝率7.8%、複勝率22.6%とさすがに好走率は下がるものの、単勝回収率は125%と妙味たっぷり。該当馬がいれば、買い目に入れておいて損はない。


実は長距離で苦戦傾向

武豊騎手のマイナス条件,ⒸSPAIA


<武豊騎手のマイナス条件>
ダート×ノーザンファーム生産馬【15-13-9-74】
勝率13.5%/連対率25.2%/複勝率33.3%/単回収率46%/複回収率63%

芝×エピファネイア産駒【9-5-10-66】
勝率10.0%/連対率15.6%/複勝率26.7%/単回収率43%/複回収率47%

芝×3000m以上【1-0-4-16】
勝率4.8%/連対率4.8%/複勝率23.8%/単回収率14%/複回収率59%
※集計期間:2021年6月12日〜2026年6月7日

■ダート×ノーザンファーム生産馬
ノーザンファーム生産馬とのコンビでは芝の方が好成績で、ダートは複勝率33.3%と好走率はそこそこあるものの、回収率は単勝46%、複勝63%とイマイチだ。

なかでも騎乗馬が5番人気以下だと【0-0-4-28】と連対馬がおらず、複勝率12.5%で複勝回収率51%止まり。積極的には買いづらい。

■芝×エピファネイア産駒
再び種牡馬別データに戻すと、相性が悪いのが芝のエピファネイア産駒。回収率は単勝、複勝ともに40%台と妙味が薄い。思えば直近のGⅠでも、エピファネイア産駒アランカールとのコンビで桜花賞とオークスに挑み、4番人気5着→6番人気8着と期待に応えることができなかった。

一方、ダート×エピファネイア産駒は【6-1-2-20】勝率20.7%、単勝回収率235%と好相性。一般的なエピファネイア産駒の傾向である芝>ダートとは真逆なので注意が必要だ。

■芝×3000m以上
長距離は得意というイメージのある武豊騎手だが、そのイメージが想像以上に浸透しているせいか、芝3000m以上では単勝回収率14%、複勝回収率も59%と妙味がない。少なくともアタマ狙いの馬券は避けるべきと言える。


重賞×逃げで圧巻の成績

武豊騎手のピックアップデータ,ⒸSPAIA


<武豊騎手のピックアップデータ>
重賞×逃げ【5-4-2-14】
勝率20.0%/連対率36.0%/複勝率44.0%/単回収率187%/複回収率135%

函館×芝【40-36-32-123】
勝率17.3%/連対率32.9%/複勝率46.8%/単回収率85%/複回収率90%

札幌×ダート【25-17-13-54】
勝率22.9%/連対率38.5%/複勝率50.5%/単回収率167%/複回収率111%
※集計期間:2021年6月12日〜2026年6月7日

■重賞×逃げ
こちらもイメージはあるが、武豊騎手が重賞で逃げた際の成績は凄まじい。単複の回収率は100%を超えており、GⅠでも【2-3-0-4】勝率22.2%、複勝率55.6%で単勝回収率166%、複勝回収率200%の好成績だ。

思えばメイショウタバルとのコンビでも、昨年の宝塚記念は7番人気1着、今年の大阪杯も3番人気2着と人気以上の好結果で、ジューンブレアで逃げた昨秋のスプリンターズSも7番人気で2着激走と数々の実績を残している。宝塚記念でも要警戒だ。

■芝×函館
この夏も北海道を中心に騎乗することが報じられている武豊騎手。函館では芝が狙い目で、全体成績でも複勝率46.8%、複勝回収率90%をマークしている。

・函館芝1200m【24-17-17-58】
勝率20.7%/複勝率50.0%/単勝回収率112%/複勝回収率101%

・函館芝1800m【7-13-10-35】
勝率10.8%/複勝率46.2%/単勝回収率26%/複勝回収率81%

・函館芝2000m【9-5-4-20】
勝率23.7%/複勝率47.4%/単勝回収率134%/複勝回収率91%

距離別成績では1200mと2000mが飛び抜けて優秀。この2条件は要チェックだ。

■ダート×札幌
札幌では対照的にダートが狙い目になる。全体でも複勝率は50%を超えており、こちらも単複回収率100%超えと優秀だ

・札幌ダ1700m【19-13-10-44】
勝率22.1%/複勝率48.8%/単勝回収率185%/複勝回収率117%

・札幌ダ1000m【6-4-2-10】
勝率27.3%/複勝率54.5%/単勝回収率106%/複勝回収率85%

こちらもコース別の成績を見てみると、どちらも優秀ではあるが、ダ1700mは単複ベタ買いプラスで特に見逃せない。


武豊騎手の条件別成績,ⒸSPAIA


《ライタープロフィール》
東大ホースメンクラブ
約30年にわたる伝統をもつ東京大学の競馬サークル。現役東大生が日夜さまざまな角度から競馬を研究している。現在「東大ホースメンクラブの愉快な仲間たちのブログ」で予想を公開中。

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